和らぎ処

人知が及ばぬ大自然、旅で知る見聞、多様な趣味や興味への関心を強く覚える。

庭:今年もゴーヤ小屋が完成! 病気 爆発等の経験談を交えつつ…

 < *久々の掲載 >

今年も暑い夏ど真ん中……!

庭では、暑さ大好きなゴーヤがどんどん生長中… ♪

 

気温上昇とともにゴーヤは元気よく生長中…♪

でもまだ ゴーヤの爆発をさせるコトも無く、自家消費に四苦八苦するほどにゴーヤを収穫している。

そして、ユーモラスな雰囲気を醸し出すゴーヤの綱渡りが今年も始まった。

 

ゴーヤを栽培している場所はリビング南面の窓の外にある花壇で、毎年、秋~春にはチューリップ花壇になり、春~秋にはグリーンカーテン目的でゴーヤを植えて、小屋風に支柱を組み上げたゴーヤ小屋が出現します。

 

 

大好物のゴーヤは毎年植えていますが、長年の栽培中にはいろんな経験もあります。そんな状況の中から幾つか触れてみます。

先ずは失敗経験例から…

 

【 柿の木との生存競争 】

ずぅ~っと以前には大きく長く広くツルを伸ばすゴーヤの植え場所に四苦八苦していました。

2011年、支柱を組み上げる手間を惜しんで、柿の木にツルを這わそうと木の根元にゴーヤを2本植えました。

ゴーヤは順調にツルを伸ばし、夏を迎える頃にはすっかり柿の木を覆ってしまうほどに生長していました。

柿の木を覆い尽くしたゴーヤ
見上げると柿の実とゴーヤの実がコラボ
柿の木の最上部もゴーヤのツルが…

 

生長が止まって実を付けなくなる初秋頃まで放置していた柿の木とゴーヤ…

これを翌年も繰り返し、楽ちんな育て方だ…♪と1人悦に入っていたのですが、3年目の春に柿の木に生じた異変に気付いたのです。

春の芽出し時期になっても、柿の木の新芽に例年の元気さがなく、新芽の数もとても少ない…

そう、ゴーヤに覆われた柿に木が夏場に十分な光合成が出来なくなり、樹勢が衰えてしまったンですね。

それに気付いたその年からゴーヤのこの手抜き栽培法を断念。

 

 

その後、ゴーヤを伸ばし放題で育てられる方法として思いついたのがチューリップ花壇跡地の利用…

【 ゴーヤ小屋 】

チューリップ花壇の一部をゴーヤの植付けスペースとして空けておき、春先の植付け時期にゴーヤを植付け、早い目に支柱を組み上げて、ゴーヤの生長状態を見ながら補強・拡張し、最終的には四方の壁や天井もある小屋風に組み上げた。

支柱の組み上げ方は細部がその年ごとに異なる。


ゴーヤが2mほどに伸びた頃には小屋風の支柱が完成(2021年)
ゴーヤ小屋の天井部(2017年)……ベランダより

 

四隅の支柱は特に太くて頑丈な支柱を使い、強風に耐えられるように近くの庭木やベランダ柱にロープを張った。

この間に地上部が枯れたチューリップ球根を掘り上げ、消毒し、陰干し保存する。

ゴーヤは自由勝手に伸ばし放題… とても大きく育ちます。

小屋風の支柱を覆い尽くしたゴーヤ
南面も天井も覆われて…

 

【 現在のゴーヤ小屋 】

4株植えている。

リビング窓辺は立派なゴーヤのグリーンカーテンが出現しています。

小屋風支柱を覆い尽くし多くの実がぶら下がっている(7月上旬)

 

なので、外の視線を気にすることなく窓の開放もOK。

カンカン照りの真っ昼間にゴーヤ小屋にホースでシャワーを浴びせると、庭の空気が一変して気化熱で一気に気温が下がり涼風が吹き渡ります。

なので今夏も、エアコン代を節約出来そう…?🤤

現在、小屋内の天井からは幾つものゴーヤの実がぶら下がり、風に揺られてゆらり…

実に風流…♪


ゴーヤ小屋正面(南面)
天井からぶら下がった実
天井からぶら下がったゴーヤの実
収穫

 

 

【 ゴーヤの爆発 】

ゴーヤが完熟すると、表面の緑色から黄色く変色し柔らかくなり、完熟すると内部が膨張して突然破裂して、砕けた実とゼリー状の赤い果肉に包まれた種が飛散する。

今年も黄変し始めたゴーヤの実を一個ナントカ爆発前に収穫した。でも実は柔らかくなっているハズで食感が劣り、あの独特の苦みは失せているハズ…

 

過去のゴーヤの爆発例をご覧あれ。


完熟
完熟
完熟ゴーヤの断面…赤い果肉に包まれた種の列
爆発
爆発
爆発…赤い果肉に包まれた種の塊

 

【 大好物の料理 】

既に食べ切れないほどに収穫中…です。

収穫したゴーヤは、炒め物等で食卓を賑わせてくれているけれど、食味サイコーの調理は昆布だしのゴーヤの佃煮…大好物なんですよね。どっさり作り置くと冬を迎える頃までほろ苦さを楽しめます。

 

佃煮

 

【 ゴーヤの綱渡り 】

元気いっぱいのゴーヤ、四方にツルをどんどん伸ばし続けている。

勢い余って…か、台風対策で支柱から庭木に張ったロープを伝って太いツルのゴーヤが綱渡りが始まりました。

雌花もぶら下がっています。

ロープの先の庭木まで達すると柿の木の二の舞になりかねないので、ロープを伝っているゴーヤの向きを強制的にUターンさせる予定。


雌花を付けてゴーヤの綱渡り始まる

今年も風流でユーモラスなゴーヤの綱渡りを楽しめる…♪ 

 

 

参考になる方がおられるかも…と過去の成功経験例をご紹介します。

【 根こぶ病の克服 】

2017年、この花壇で、ゴーヤが根こぶ病を発症しました。根こぶ病に感染した苗だったのでしょうかねぇ…

涼しくなってゴーヤの収穫が終わり、支柱を片付け、ゴーヤを抜いているときに根っこに多数の小粒がくっ付いていることに気付きました。

マメ科植物の根っこで見掛ける根粒菌のような感じで…

すぐに根こぶ病と確信。

【根こぶ病】 根っこに潜り込んだネコブセンチュウの影響で根っこにコブ状の膨らみを生ずる。センチュウは他にもネグサレセンチュウ、シストセンチュウ、ハガレセンチュウ、メセンチュウ等が知られる。発生期は3~10月。土壌温度10℃以上で活動開始、15℃以上で卵が孵化。

 

株元も地中の根っこも…

 

根っこを切り残さないように丁寧に掘り上げ、根こぶ病に効果のある農薬を花壇一面にタップリと消毒散布し、チューリップを植え付ける時期にも掘り返した花壇を再度土壌殺菌殺虫散布。土質の酸度にも拘り、苦土石灰を混ぜ込み、木酢酢も播いた。

翌年、ゴーヤを植え付ける前にも定植場所を広く薬剤散布。生長中にも根っこが伸びる辺りを広く消毒散布。

そのまた翌年も念のために掘り返した土壌を消毒散布。

2020年も、ゴーヤの根っこにコブの数は随分少なくなったが場所によりまだ若干コブの発生を確認。

同様の消毒を繰り返し、翌年のゴーヤの根っこには根こぶ病の発症はなし。

完全退治に数年は覚悟しなければならないようですね。その間、土壌の移動は極力厳禁を…

以降、現在まで再発なし。

 

雌花

 

 

 

庭:春爛漫の装い着々と…(下)

春爛漫の庭風景… 

 

前報(こちら)の続編です。

現在の庭の花々を適当に切り取って見ました。

合わせてご覧下されば…

 

【 ハナミズキ 】  

地植え。 ゆっくりと開花中…

 

 

【 ベニジューム 】  

地植え。 我家の2年生。 毛むくじゃらの蕾の中から、人目を引く花色の花が咲く不思議さ…

 

 

【 ムスカリ 】  

地植え。 いつの間にか、庭の各所に繁殖している。

 

 

【 ワスレナグサ 】  

地植え。 庭を覆い尽くすかのような勢いで勝手生え苗がブルーのカーペットを敷き詰める。

この時期は、庭景色がとても圧巻…です。

この大繁殖しているワスレナグサは、長年、プリムラ類との生存競争を繰り返していたが、結局は圧勝で決着しました。現在のプリムラ類は庭の片隅でチラッと見掛ける程度…

ですがワスレナグサも、毎年、邪魔なヶ所は雑草並みに撤去しています。

花が終わると、来年用の種を撒き散らすまで一部の株を残して、大半の株を一斉に抜いて処分…です。

 

 

【 河津桜 実 】  

鉢植え。 まだ寒さが残る時期にほんわかムードを漂わせてくれた花姿の余韻が残るが葉桜になっているこのサクラ、よく見るとサクランボの実を付けていた。

 

 

【 菜の花 】  

地植え。 菜園で食べ切れなかった野菜が菜の花を咲かせている。

 

 

【 三時草 】  

鉢植え。  古株の大株。 大型平鉢の縁から溢れ出そう…

前回の鉢増しから約5年ほど過ぎてるからねぇ…

 

 

【 初恋草 】  

鉢植え。 ネーミングがいいですねぇ… それにお気に入りの優しげな花色もいい…

 

 

【 台湾梅花カラマツ 】  

鉢植え。 お気に入りの一株。 とても小株です。

昨年枯らしたかも…と諦めていたが、ナンとか一芽だけ復活してくれた…

 

 

【 南京小アヤメ 】  

鉢植え。 小型種。

 

 

【 満州小アヤメ(乙女アヤメ) 】  

鉢植え。 小型種。

 

 

【 姫リンゴ 】  

鉢植え。 

 

 

【 ヒラドツツジ 】  

地植え。 石垣法面を利用した大型の懸崖仕立てなので、開花期は実に見事です。 数色あり。

今年も蕾が色付いてきた。 開花まであと数日…

庭では、本キリシマツツジと開花競争中…

 

 

【 フジ 】  

鉢植え。 相当の古株。 

昨年の小雨に耐えきれず(⇄  水遣り不良)、枝が数本枯れ、花数を大きく減らした…が、それでも30輪ほどの花房を付けてくれた。 

200輪以上も花房を付けた年もあったのだけど…

 

【 本ミツバツツジ 】  

地植え。 2株あり。 こちらは大樹の富有柿の葉陰でミツバツツジには居心地のいい場所。

もっと古株の他の一株は、日照・通風抜群の我家の一等地に植えられ、ミツバツツジには過酷な場所で、なんとかこじんまりと生き延びている…って印象。

 

 

【 庭 】  

 

 

庭では、まだまだ撮り忘れたりした多くの花々が咲いています。

そして間もなく、ボタン、エリナ カスケード、エゴノキ、カルミア、姫ライラック、ブルーベリー、ビルベリー等が開花期を迎えます。

 

 

庭:春爛漫の装い着々と…(上)

春爛漫の4月…

 

待ってました!とばかりに、あちこちへ出掛けました。

長寿にあやかろうと樹齢250年超の一本桜を愛でるべく2ヶ所へ…

元気旺盛な桜も愛でようと、スケール感溢れる桜並木2ヶ所(6km、4km)をドライブしたり…

頭上に桜咲く場で気分を和ませようと山裾を流れ下る川の両岸の桜並木に佇んだり…

 

 

でも、でも、でも…

 

滋賀県のサクラの季節はこれでオシマイではありません。

毎年、4月下旬~5月上旬の頃に見頃を迎える桜の名所がまだ残っています。

それは、比叡山と奥比叡ドライブウェイ沿いに咲く八重桜…

 

なので、滋賀県の桜シーズンは、3月上旬に咲き始める早咲き種のハツミヨザクラから始まり、山岳地域の八重桜まで、2ヶ月以上… 毎年、長ぁ~く楽しめます。

 

 

観桜…

 

お花見…

 

あな、 忙しや、  忙しや…

 

 

そんなズボラな管理人に頼ることなく、暦が4月になっても My Garden の植物たちは日々好き勝手に春の装いへと変身中…

なので、あっという間に庭は見事な春花園へと変貌しました。

庭中草花類で覆い尽くされて、地面が見えません。

我家では、基本的に、一度植え付けたら、特に理由がない限り、以降の植え替え作業はナシ…

なので、解体が必要な寄せ植えもほぼナシ。

現在、何種類ほどの花々が咲き競っているのやら… ( ⇄ まだ数えていない…)

これからの約2ヶ月間は昨年も一昨年も75品種ほどの花々が咲き続けたので、今年も70品種前後の花々が咲き続けるでしょう。

(我流カウント法:一番花や残り花の一輪でもカウントは「1」、

色違いが咲き乱れていてもカウントは「1」。

なのでスイセン類、パンジー類、アジサイ類…等はそれぞれ「1」)

 

 

華やかな庭風景の一部を適当に切り取ってみました。

 

【 アミガサユリ(バイモ) 】  

地植えと鉢植え。地植え株の方が1週間ほど早く咲き始めた。

 

【 イカリソウ 夕映 】  

地植え。 我家の5年生。 既に指定された枠内イッパイに繁殖しています。

っていうか、もう過密状態…

 

【 ガザニア 】  

地植え。 我家の一年生。 どんな風に定着してくれるやら…

 

【 クモマソウ 】  

プランター植え。 我家の一年生。 植付け当初よりも華やかになってきた。

 

【 サクラソウ 】  

勝手生え。 当初は各色平等に植え付けたが、以降生存競争を勝ち抜いてきた勝手生え株が庭の各所に咲いている…ハズだったのは数年前まで。

現在は、ワスレナグサの繁殖力に圧倒されてサクラソウは庭の隅っこへと追いやられている状態…

この赤色種は絶滅寸前の劣勢株。何故か、空きプランター内で開花した。

 

【 ジューンベリー 】  

地植え。 実を収穫しやすく…と樹高を低めに管理。野鳥対策が必要です。

繁殖力は旺盛ですねぇ…

根っこは地表を縦横に走り、株元から次々と新茎が伸びてくるので、整姿は必須。

 

【 スズランスイセン 】  

地植え。 庭の随所で増え過ぎて少々困り気味…

 

【 タイツリソウ 】  

鉢植え。 元々は相当の古株で大型株に育っていたが、昨年遂に大株化し過ぎて衰弱死…

と思っていたけれど、今春、空っぽになった鉢で一芽だけ蘇生復活してきた。

なので、今年は生活環境のサポートが少々必要かも…

 

【 チューリップ 】  

地植え。 毎年植え付ける約60~100球の球根は自家栽培。 消えた色・品種だけ翌年補充購入。

なので、開花期はバラバラ…

花びらが散り落ちると、残った鞘(種を包む部分)をポキッと折り、株を球根充実に専念させます。

地上部が枯れると晴れた日に球根を掘り上げ、土を落としたら球根を殺菌消毒し、秋の植付け時まで通風性良好な冷暗所で保管します。

原種チューリップだけは植えっ放しです。 管理が楽チンですね。

 早生開花と原種(上)

  晩生開花

 

【 デルフィニウム チアブルー 】  

地植え。 我家の一年生。 さて、我家の生育環境にどのように対応してくれるやら…

 

【 ドウダンツツジ 】  

地植え。 2株あり。 ようやく咲き始めた。

他の季節でも庭木としての存在感を示すように樹形にも気を配っている。

保湿好きなので、昨夏の水遣りはとてもタイヘンだったっけ…

 

【 ハナカイドウ 】  

地植え。 この時期の庭の主役を務める。 満開時はとても華やかです。

 

4月も10日を過ぎる頃になると始まるハナカイドウの花吹雪もまたなんとも言えない風情が醸し出されます。

 

 

< 以下次報へ >

 

2023年夏は過去一世紀余で随一の酷暑! でアレコレ想起・・・

 

2023年夏の日本列島は記録が残る過去125年間で最も暑い夏だったそうな…

 

気象庁が発表した。

6~8月の夏の『平均気温』が平年値(1991~2020年の平均)を1.76℃上回り、これは、統計を取り始めた1898年からの125年間で、これまでの最高記録+1.08度(2010年)を超える過去最高の気温だったって… 

月別では、

  6月…………+1.22℃ (統計史上2位)

  7月…………+1.91℃ (同1位)

  8月…………+2.16℃ (同1位)   だったって…

春(3~5月)も過去最高の気温だったようだ。

<追記 10/03> 9月も同様に酷暑だったそうだ。

  9月………+2.66℃ (同1位)

 

一日の最高気温が35℃以上の『猛暑日』では、全国915観測地点で累計6991地点(過去最多)に達し、2010年以降の年間最多だった6487地点(2018年)を超えたって…

その内、128観測地点が過去最高の気温を記録したそうな…

 

今年の酷暑は古代湖の広大な琵琶湖を抱える滋賀県(8観測地点)でも同様だった。

今夏(7,8月)の猛暑日は大津市(27回……43.5%)、東近江市(23回)、彦根市(20回)、長浜市(11回)、高浜市今津町・大津市南小松(共に9回)、甲賀市土山町(7回)、甲賀市信楽町・米原市(共に5回)。

大津市は9月3日に猛暑日の回数が歴代タイ記録の29回を記録した。

 

彦根地方気象台によると、彦根市の8月平均気温29.3℃は、統計を取り始めた1894年以降では2010年、2020年の記録と並ぶ過去最高タイ記録だった。

また、28℃だった7月の記録は過去歴代2位の暑さだった。

 

個人的な体験気温では、

・40℃台 ……… 2010年6月 カイロで。 これが乾燥砂漠の熱波か… 炎天下では肌がヒリヒリするが汗びっしょりとはならず、日陰では湿度が低く大気が乾燥しているので凌ぎやすさを感じた。日本の高湿度の30℃台の方が相当のうだる暑さだなぁ…

・1日の気温差30℃ ……… 2014年5月 カルガリー➜ラスベガスの移動で。気温が数℃カナダの街から飛行時間約3時間後には気温30℃超えのラスベガスへ… 着衣は寒さ対策重視…でしたっけ。着陸後は次々と脱ぎましたねぇ…

 

でも、日本の暑さは酷暑…!です。その耐えがたい要因は高湿度…

オーストラリアの熱帯ジャングルの気温よりも耐えがたく感じます。

そんな日本の今夏は平年比で1.76℃も暑かったって…

緯度的に一度(約110km)南北移動すると、気温は約1℃上下するとか…

単純計算すると、日本列島が約200km南下した計算…

ひょっとしたら…、日本海が広くなり、日本列島がユーラシア大陸から遠ざかった…かな?

 

 

そんな酷暑続きの庭で気付いた生物の様子は…

 

嫌ぁ~な害虫を見つけた。

 オオスカシバ(?)

キイロスズメ(?)

 

続いての動物は避暑中のトノサマガエル…

庭中動き回っているらしく、いつも意外な墓所から突然飛び出し来るので驚かされるトノサマガエルだが暑さでダウンしたのか、しばしの涼を求めて知恵を絞った結果なのか、菜園コーナーのナスビ畑の中で自分で掘ったらしい浅い凹みに身体全体をペタリと地面に張り付いかせていた。

地中の冷気を肌に触れさせているのだろうか…

辺りが薄暗くなる頃まで動こうとしなかった。

               涼しい…のかな?

 

 

 

小さな湿原で日本最小トンボ

湿原内の木道をゆっくり歩いても30分足らず…の小さな湿原で、体長が1円玉級の日本で最小サイズのトンボを見つけるために7月の暑いある日に出かけてみた。

 

※場所は、滋賀県米原市山室。

・位置的には、関ヶ原の西方約15km、彦根城趾の北東10数km、長浜城趾の東方約7~8km、琵琶湖畔から約5km…

※湿原は、「山室湿原」。

・規模的には、東西約90m、南北約170m、周囲約500m、広さ約1.5㏊の小規模な中間湿原。

・湿原形成時期は、氷河期末期頃(約2.5~3万年前)と考えられている。

※アクセスは、小型車に限られるかも…

・付近には駐車場がなく、新幹線ガード手前で数台駐車可能な路肩の狭いスペースだけ… 道中の目印はほとんどなし。徒歩なら、最寄り駅のJR近江長岡駅から徒歩約1時間。

・付近のルートは、滋賀県内有数の観光施設として好評の体験型観光庭園「ローザンベリー多和田」前を走る246号線(大鹿寺倉線)沿いに北へ約2~3km走ると左手の狭い農道との三叉路に唯一の看板が設置されている。見落とさないように…

 

現地の地理的関係の理解を深めるためにGoogle Earthの上空写真に説明を付記してみた。以降に示した各地点の写真とともに位置関係を見比べて下さい。

山室湿原付近

横のライン2本はR246号線(下)と東海道新幹線(上)

★:進入路目印看板と湿原出入口

P:駐車スペース

 

この看板から湿原入口までの道を写真で…

この湿原案内板を見落とさないように…

この看板の三叉路から田んぼの中の農道へ進入。

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<駐車場所>

狭い農道から新幹線ガードまで一直線…

湿原へはこの細い農道を進んでくる。

左:こんもりした森は「しょうげ塚古墳」。

右:唯一の駐車スペース。お願い看板が設置されている。

進行方向から見た唯一の最寄駐車スペース(新幹線のすぐ手前)

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突き当たりが目的地…

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ガードを抜けるとこのような風景

湿原はほぼ正面の山裾…

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湿原が近づいてきた…

この三叉路にまで歩を進めた頃に、後方からゴーッと音が聞こえてきた。

⇩

振り返ってみると…  新幹線

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正面に「湿原はこちら」への白い看板が…

右端が湿原へのゲート

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湿原エリアへのゲート。所要時間:徒歩約10分足らず。

湿原の周囲は害獣除けフェンスで囲まれている。

施錠されていないのでその都度ロックを外すだけ…

薄暗い森を少しだけ歩きます。

⇩

短い森を抜けると湿原が見えてきた…

⇩

山室湿原の出入口:マナー厳守で歩きます。

ここも施錠ナシなので、その都度手動で開閉する。

説明板:湿原図面と、湿原内で見られる主な動植物の種類と時期

⇩

湿原内は、狭いながらも数ゾーンに識別されている。

 

 

水深何cm…?

 

 

 

⇩

トンボを見かけた。 尻尾が太くて短いような…?

シオカラトンボ…?
オオシオカラトンボ…?

⇩

これを機に、念のために、一度は通り過ぎた湿地を再度探していると…

 

居たぁ――――❗❗

 

見つけたぁ――――――❗❗

 

お目当ての ハッチョウトンボ だぁ――❗

 

イメージしていたよりも小さくて、周囲の赤さび色の水や枯れ草色にすっかり溶け込んでいて見つけにくい…

でも、その姿を知ってから改めて辺りを見回してみると…

次々と見つかった…

⇩

⇧ こんな感じ… ⇩

体長約2cmってこんなに小さかったっけ…?

⇩

被写体が小過ぎたのでクローズアップしてパシャッと…

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赤い姿なのですべてオス
メスは黄色っぽい体色とか… 探したけれど見つけられなかった。

⇩

お目当ての最小トンボをようやく見つけられた湿原がここ…⇩

⇩

木道の上方ゾーンで発見です。

⇩

< 植物 >

山室湿原では、春にはトキソウ、夏にはサギソウ、秋にはサワギキョウ…等が咲くようです。

訪れた頃にはサギソウの開花期になっていたけれど、見かけられませんでした。

この日は、このような花々が咲いていました。

⇩

  カキラン…? 自信は無いけれど…

    

これは…ノギラン? 定かではないけれど…

 

 

源氏物語 宇治十帖の舞台宇治界隈の寺社巡り:③ 宇治上神社

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6月上旬の休日に、来客のご希望を叶えるべく久し振りに宇治へと車を走らせた。

お目当てのアジサイを愛でるために「三室戸寺」へ、宇治川畔に出ると「宇治神社」へ立ち寄り、その様子をそれぞれの既報に記した。その後、宇治神社にほぼ隣接する「宇治上神社」にも足を伸ばした。

激流の宇治川

 

【 ユネスコ世界文化遺産 】

とてもよく似た名前の両神社だが、宇治神社はとても簡素な神社であり、宇治上神社は宇治川を挟んだ平等院とともに宇治市で2ヶ所のユネスコの世界文化遺産として登録された「古都京都の文化財」(京都、宇治、大津各市の17ヶ所)を構成する神社である。

 

【 源氏物語 】

全五十四帖からなる「源氏物語」の、第四十五帖「橋姫」から最終の「夢浮橋」までの最後の十帖は宇治を舞台として描かれ、『宇治十帖』として知られる。

源氏物語の主人公光源氏が宇治十帖では光源氏の子・薫と孫・匂宮が主人公として描かれ、宇治川に架かる朝霧橋の宇治川畔には、その「匂宮と浮舟」像が建立されている。

 

【 2024年NHK大河ドラマ 】

来年の大河ドラマは『光る君』で、紫式部が描く世界最古で世界最長のラブストーリーの長編小説「源氏物語」がベースとなる。

放映が始まれば、宇治も大ブームが湧き上がるだろう。

 

【 宇治上神社 】

かつては地名の「宇治」は「菟道」(うさぎ道)と書いて「うじ」と称していたらしい。

この神社のご祭神「菟道稚郎子」(うじのわきらっこ)にも「菟」が用いられており、ウサギがお守りになっている。

うさぎ年生まれの方が参拝すれば強い御利益が得られるかも… 機会があれば是非お参りを…

 

(経緯)

明治以前には、宇治神社は「下社」、「若宮」と、宇治上神社は「上社」、「本宮」と称され、両社併せて「宇治離宮明神」、「宇治離宮八幡宮」と総称されていたが、明治期に、両社は分離されたようだ。

 

(境内建造物)

神社建築として最古であることから、本殿と拝殿は国宝に指定されている。

推定建築年代は、年輪年代測定法により、本殿は平安時代後期の1060年(康平3年)頃、拝殿は鎌倉時代前期の1215年(健保3年)頃と推測されている。

上:国宝・本殿   下:本殿(右)と拝殿(左)との距離

国宝・拝殿:正面(左)と背面(右)

拝殿:屋内

 

(本殿の内殿)

内殿は、左殿(向かって右)、中殿、右殿(向かって左)に分かれている。

中殿は左殿と右殿よりも規模が小さい。

左殿には菟道稚郎子命、中殿には応神天皇、右殿には仁徳天皇を祀っている。

内殿

 

(桐原水)

手水舎である。『宇治七名水』のうち、唯一現存する名水が境内に湧き、これを「桐原水」と称し、参拝者はお詣りの際に清めの手水として利用している。

桐原水舎

(境内)

鳥居

早蕨(さわらび)の古蹟

左端:駐車場   湾曲石畳路:さわらびの道   中央:表門

塀の内側から見た表門

武本稲荷社

武本大神碑

大樹けやき:樹齢約300年とか…

いろは紅葉

江戸時代までのこの神社の呼称から『離宮いろは』と名付けられたモミジ。

説明では、小さく分かれた葉の裂片を「いろはにほへと…」と数えたことが由来とか…

 

この神社、来年は、大河ドラマ旋風に巻き込まれるかも…

 

今回、立ち寄らなかったが、すぐ近くに「源氏物語ミュージアム」もある。

激流と化した宇治川のために通行止めとなっていた中州への「朝霧橋」を渡り、対岸への「橘橋」を渡れば十円玉の裏面のデザインにも取り入れられている「平等院」へも訪れられるが、今回は平等院に隣接する道路を走って通り過ぎただけ…

平等院 鳳凰堂

 

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源氏物語 宇治十帖の舞台宇治界隈の寺社巡り:② 宇治神社

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アジサイ見物をお目当てに既報の「三室戸寺」を参拝後、ほぼ隣接する「宇治神社」と「宇治上神社」を参拝した。

 

 

【 ユネスコ世界文化遺産 】

とてもよく似た名前の両神社だが、宇治神社はとても簡素な神社であり、宇治上神社は宇治川を挟んだ平等院とともに宇治市で2ヶ所のユネスコの世界文化遺産として登録された「古都京都の文化財」(京都、宇治、大津各市の17ヶ所)を構成する神社である。

 

【 激流の宇治川 】

三室戸寺から宇治川畔に出ると、川面が激しくうねりながら白波が立ち、今までに見た記憶が無いほどの勢いで流れる荒れ狂った宇治川が目に飛び込んだ。これは、先日の豪雨による川下の洪水予防のために堰き止めていた上流の宇治川ダムの水門を全開しているためだろう。

激しい流れのため、宇治川の中州から対岸の平等院へと徒歩で繋がる中州へ架かる朝霧橋が利用不可となっていた。

 

   

全面通行止めの看板が…          朝霧橋

 

【 源氏物語 】

全五十四帖からなる「源氏物語」の、第四十五帖「橋姫」から最終の「夢浮橋」までの最後の十帖は宇治を舞台として描かれ、『宇治十帖』として知られる。

宇治を訪れた人々は、古来より設けられている「宇治十帖の古跡」を訪ねる。

既報の三室戸寺には鐘楼脇に「浮舟古跡」と刻まれた石碑が建っているが、物語は、主人公光源氏の子・薫と孫・匂宮が主人公として描かれ、その「匂宮と浮舟」像が朝霧橋詰めに建立されている。

 

【 宇治神社 】

(経緯)

明治以前には、宇治神社は「下社」、「若宮」と、宇治上神社は「上社」、「本宮」と称され、両社併せて「宇治離宮明神」、「宇治離宮八幡宮」と総称されていたようだが、明治期に、両社は分離されたようだ。

(祭神)

祭神は1柱で、『日本書紀』では「菟道稚郎子」、『古事記』では「宇遅之和紀郎子」と表記されていたらしい「菟道稚郎子命」(うじのわきいらつこのみこと)で、第15代応神天皇の皇子。天皇に寵愛され皇太子に就くも、異母兄の大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)に皇位を譲るべく自害し、皇位を委ねた。

神社の創建は定かではない。

 

鳥居

拝殿

中門

 

本殿

 

境内はコンパクトで、訪れる参拝者も少なかった。

来年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の放送が始まれば、この辺りも脚光を浴びるのでしょう…

この大河ドラマは、執筆した紫式部が描く世界最古で世界最長の長編ラブストーリーである「源氏物語」をターゲットにしているので、間違いなくちょっとしたブームになるはず…

 

 

源氏物語 宇治十帖の舞台宇治界隈の寺社巡り:① 三室戸寺

.

6月上旬の休日、来客の希望を受けて案内がてらにアジサイの名所「三室戸寺」(宇治市)を数年振りに訪れてみた。

<往路・復路>

往路は、走り慣れた宇治川沿いの道だったが、途中でカーナビが初めて走る道へと誘導し始めた。近道なのかな?とカーナビお勧めのルートを走った。

復路は、帰路に途中立ち寄り場所を加えると、宇治川沿いの慣れた道ではなく、カーナビは山道へと誘導した。その山道は道幅が車1台分ほどでとても狭く、ガードレールもないとんでもない狭い山道… 生い茂った木々で薄暗い道は急勾配、急なヘアピンカーブの連続… 間もなく、どこをどの方面へ走っているのか全く判らなくなった。

後で気付いたが、先日の豪雨で慣れた道が崩落で通行止めになっていたらしい。

 

ともあれ、「三室戸寺」に到着。

この三室戸寺は、春のツツジが終わると、6月はアジサイが、夏には蓮が境内を彩る。

三室戸寺は、ユネスコの世界文化遺産として登録された「古都京都の文化財」(京都、宇治、大津各市の17ヶ所)を構成する場所には含まれていない。宇治市の社寺は宇治川を挟んだ平等院と宇治上神社の2ヶ所、大津市は比叡山延暦寺、他は京都市内の社寺である。

 

【 源氏物語 】

全五十四帖からなる「源氏物語」の最後の十帖は宇治を舞台として描かれ、『宇治十帖』として知られる。

人々は、古来より設けられている「宇治十帖の古跡」を訪ねるが、三室戸寺には鐘楼脇に「浮舟古跡」と刻まれた石碑が建っている。

寛保年間(約250年前)に存在していた「浮舟社」が撤去された際に同一場所に建てられたのがこの石碑だとされる。浮舟社のご本尊浮舟観音は三室戸寺に移され「浮舟念持仏」として守り伝えれているという。

浮舟石碑

「浮舟」石碑説明板

 

休日のためか、多くの外国人も含めて大勢の参拝客が訪れていた。

静寂に包まれた写真…はダメだったが、この日のお寺の雰囲気を並べてみます。

 

山門

西国十番三室戸寺の碑

 

本堂への石段:鉢植えアジサイが敷き詰められている

普段の石段:参考までに…

国宝・本堂

五重塔

鐘楼と五重塔

縁起担ぎの像

庭園

花菖蒲:境内唯一の株…?

水辺が豊かな境内なのでもっと花菖蒲で埋め尽くされないモノか…

ハスのつぼみ

良く探してみたが、この蕾が一番花になりそう…

 

お目当ての、肝心のアジサイは………

 

多種多様なアジサイが咲いていた…

が境内全体で見れば…

⇩

色付き始めたアジサイ

 

広大なアジサイ園全体で見れば、開花状況はイマイチ…

ちょっと早過ぎたみたい…

見頃は6月下旬…だろうなぁ。

静寂な雰囲気での寺社参拝が好きだけど、それにしてもこの日は訪れた人がとても多かった…

 

 

 

 

 

 

先祖返り種か? 咲き始めた一株三色咲きの盆栽サツキ

6月の梅雨期の季節を迎えて、樹齢約半世紀…ほどの盆栽仕立てのサツキが、日々、花数を増しててきました。

樹高は低く、左右水平に枝を広げた姿は見応えタップリ…と自画自賛です。

 

この鉢植えサツキは、長年に渡り、私のガーデニング歴を共に歩んできた思いで深い一株です。

あの頃は、手当たり次第に何でも育てたがっていた”お年頃”だったので、鉢植えサツキも10鉢を超えていたっけ…

挿し木で根付いたヒラドツツジは地植えし、石垣の法面を利用した懸崖仕立てで育てていて、今では、その高低差が約4mほどに育っています。

 

このサツキもそんな若かりし頃の思い出を刻んだ一株です。

あの頃のサツキは大半がいつの間にか姿を消し、残っているのはこの一鉢だけ…

しばらくはサツキへの関心が薄れ、枯らさない程度の手入れの時期が続いていましたが、ある年、止むなく鉢サイズアップの植え替え以降に再度手入れに熱が入り始めました。

 

実はこの一株、ちょっと珍しい咲き方なんです。

何が…って?

花の色…です。

一株に、白色、桃色、赤色という一株三色咲きなんです。

不思議…でしょ?

 

 

「先祖返り」という現象かナと思っています。

植物の世界では、人工授粉や遺伝子操作、細胞培養等を人為的に行なって新品種作出を行なっていますよね。

両親株それぞれの特性を受け継いだ新交配種が遺伝子的に固定されていれば新品種誕生…です。

でも、交配種が生育中に何らかの刺激を受けて、特定の枝や花等に交配親や先祖の特性が部分的に突然現れる現象が先祖返り…

 

この株の、そんな珍しい花姿を撮って見ました。

 

【 樹姿 】

一株に、三色の花が咲いています。

 

これからも、日々もっと花数を増やしてくれるでしょう…

 

【 花色 】

咲いた花の色は、赤色、桃色、白色の三色です。

枝ごとに異なった花色の花を咲かせています。

 

 

 

ご参考までに…

(ラストまでご一読いただいた方への御礼方々…)

 

サツキを取り上げたついでに、ツツジとサツキの主な相違点を対比し纏めてみました。

 

< ツツジとサツキの相違点 >

_______________________________________

  比較点           ツツジ           サツキ

_______________________________________

  分類          ツツジ科 ツツジ属      ツツジ科 ツツジ属

  特性          常緑低木(≦2~4m)    常緑低木(≦1.5m)

_______________________________________

  花:大きさ       大(約6cm)        小(約4cm)

  花:雄蕊数       5~10本           5本

  花:咲き方       一斉に咲く          ポツリポツリと咲く

  花:開花期       4~5月            5~6月

  葉:大きさ       大(約4~6cm)       小(約2~4cm)

  葉:表面        柔らかい毛がある       光沢がある

  葉:硬さ        柔らかめ           硬め

  生長:新葉と開花    新葉の伸びてから開花     新葉が伸びる前に咲く

_______________________________________

 

 

 

人体の不思議:神様が創ったヒトの構造と機能

神様が緻密に造り上げたであろう似て非なる男女の差…

ヒトの身体について、男女の差がらみで面白そうな数字・器質・形状などを、自己判断基準でピックアップしてみた。         (記述順はランダムで、特に意味はなし)

(新たな情報次第では、随時追記があり得るかも…)
 
 
 
 
―― 神様の緻密作品 : ヒトの身体の神秘さ ――
 
< 寿命 >
「命」は、神様が創り上げた基本中の基本…
達者で長生き…は誰もが願うが、意のままにならぬが己の命…
命って、人類を含めた動物の世界ではどんな法則があるのだろうか…
人体を主なターゲットに置いて構造、機能を纏めてみた。
 
Ⅰ.寿命 ⇔ 体重 ⇔ 心拍数 の関係:
 
実は、このような関係にあるそうな…
 
         (軽)⬅――――― 体 重 ―――――➜(重)
 
      〔短命〕⇐======= 寿 命 =======⇒ 〔長命〕
 
         (多)⬅――――― 心拍数 ―――――➜(少)
 
短命な動物ほど体重が軽くて、心拍数が多い。
長命な動物ほど体重が重くて、心拍数が少ない。
 
 
Ⅱ.寿命と心拍数:
心臓にはしっかり頑張って欲しいなぁ…
自律神経に支配され
意のままにならない仕組みの鼓動を
長持ちして欲しいので
タマには休憩させられたらなぁ…
と考えたくもなる
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
             心拍数(回/分)     寿命(年) 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
      マウス    600~700      2~ 3
      ネ コ    120~180     10~15
      ゾ ウ      30        70~80
      ヒ ト     60~70      30~40    の計算だが…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
心拍数からは、人の寿命はわずか40年らしい…
実際、縄文期~明治前期の頃は、この想定寿命(短命)に近似していたそうな…
人生 40年…
 
織田信長が吟じたコトでよく知られる当時の民芸 幸若舞の演目「敦盛」の一節
『人生50年 化天のうちを比ぶれば 夢幻のごとくなり…』
の人生50年は、
天界との対比ゆえとはいえ、届きそう…な、と当時の長寿年齢でもあったらしい。
 
 
さて上表から算出される総心拍数は、
総心拍数≒10~15億回 
                   ⇩
総心拍数≒15億回とすると、
ヒトの心拍数≒10万回/日 
                   ⇩
               だから計算上は、
             人の寿命≒40年+α…
 
 
つまり
生涯の総心拍数は動物の種類にかかわらずほぼ一定なので、
心拍数の早い動物は寿命が短く、
心拍数が遅い動物の寿命は長い…
というコト。
 
 
 
 
だが、現実的には、
ヒトの平均寿命は約80年…
 
 
となると
生涯にわたる総心拍数≒約30億回 となり、
動物の2倍以上…
 
神様の設計寿命を超えたヒトの寿命は、100年へとまだ伸びそう…
これは
神様の神力を超えた人類の文明力の成果…だろうか?
 
 
< 発生学 >
現代人へと進化する遙か以前のヒトの原型ってどんなイメージ…なんだろうか。
今の容姿と 似ている? 似ていない?
 
受精卵が子宮内で細胞分裂増殖し始め、最初に形として現れるのが心臓…
トックン トックン ドッキン ドッキン
ちっちゃくても しっかりと鼓動し始めます。
諸臓器が形成される頃には
筋肉と皮膚が背後から前面へと全体をくるりと包み込みます。
                  それ故に、
    細胞分裂レベルから諸器官形成レベルへと変化する胎児期の成長の過程で、
ヒトの進化の痕跡が垣間見られる時期があるそうな…
誕生後の姿にも、進化の痕跡が残っているそうな…
                     ⇩
                     ⇩
                     ⇩
Ⅰ. 正中線:  
    「正中線」とは、生体の前面・背面の中央を頭から縦にまっすぐ通る線。
             妊娠線なら聞いたコトがあるけれど…?
   発生学的には、皮膚や筋肉は背中中央から前部へと身体を包み込み、前部中央で接合される。
           つまり、発生学上の進化の痕跡だって…?
   接合部は伸縮性が小さく、筋層部には血管の体側左右からの相互貫通がない。
 
 ① 皮膚・妊娠線:
   起点の背後から前方へと広がり、前部の中央で接合する。接合した皮膚部分は伸縮が小さく、妊娠により腹部が急激に膨張して皮膚も伸びるが、ほとんど伸びない接合部は周囲よりも皮膚色が濃く、筋状の肉割れ線として浮き上がる。いわゆる妊娠線である。
 
 ② 筋肉・血管:
   背後から前へと筋肉や皮膚が諸器官を包み込むように回り込み、前部の中央線で接合した結果、腹部の筋肉層に分布する血管は左右の繋がりが絶たれている。これが”正中筋層”である。手術時において、出血リスクが少ない正中筋層を縦に切開する所以でもある。
 
 ③ 人中:
   読み方は’じんちゅう’、’にんちゅう’。鼻の下と上唇の間の凹み部分。
   皮膚や筋層が背中側から左右に分かれて中央部を包み込むように広がり、最終的に前の正中線でくっ付いた名残り。不都合な接合の場合には口唇裂が生じる。
   四つ足動物では三ツ口状態が正常。
 

 ④ 陰嚢・陰唇:

   睾丸等を包む袋の陰嚢は中央に左右からの接合痕が線状に残る。
   陰茎先端部等、排尿期の先端部は大陰唇、小陰唇の二つに分かれている。
 
Ⅱ. 臓器・器官:
 ① 一つだけ:
  一個だけの諸器官は、鼻や口のようにほぼ正中線沿いにあるが、左右にズレた器官もある。
    一つだけ……脳、 鼻、 口、 心臓、 胃、 胆嚢、 膵臓、 臍、
           性器(子宮、卵巣、陰茎)、 排泄器(排尿器、肛門)等。
 
 ② 子宮:
   進化論的には進化が最も遅れた器官ともいわれ、異常率が高いコトでも知られ、不妊・難産リスクの遠因ともされる。
   器質的に問題が無くても、位置、前後左右への傾き等に種々の差異が生じるようで、正常子宮よりも、位置や傾きが若干ズレた異常子宮のほうが割合が高いとも言われ、正常という概念を当てはめがたい臓器でもある。状態によっては、妊娠率、流産率、難産率に関係する場合もある。
 
Ⅲ.進化で退化:
  当初は存在したが、消え去ったり、数を減らしたり、痕跡のみが残ったり…の部位。
 ① 尾骨:       ヒトにも尻尾があったンだぁ…
   退化した尻尾の痕跡。尾てい骨とも称する。
   妊娠約2ヶ月頃までの胎児にはよりはっきりとした’尻尾’が見られ、妊娠週数が進むにつれて退化消失する。尾骨はその名残りの痕跡。
   進化が無ければ、ヒトにも尻尾があったという証拠。
   ヒトも他の四つ足動物と一緒…ということ。
 
 ② 乳房:
   乳房数……哺乳類では、最高はテンレックの24個で、ブタ14、イヌ10,ネコ8,キリン、パンダは4つ、ゴリラ、象、ヒトは2つ。
   進化論的には、ヒトの乳房数は元々6対(?)で、上から2対目の乳房2つを神様が残したと…
   極めて希だが、一対よりも多くの乳房(副乳。多くは痕跡)を持つ女性が存在し、記録上の最高数は9対(18個)だとか…
 
 ③ 体毛:
   体毛の減少……進化の過程で減少したが、原因として、体温調節で全身から発汗するヒトには不要、ダニ等の外性寄生虫予防面から、等の諸推察あり。
   多い頭髪………進化の過程で減少しなかったが、就寝時の体温維持のため、紫外線からの頭部保護、等の諸推察あり。
 
Ⅳ. 正常とは:
  特に病的ではない諸臓器が機能的に好ましい位置、形状、大きさ、傾きを一定に保ち、量、回数…等が高頻度に現れる状態。
  正常範囲とは、統計学的には、95%以上の確率で該当する範囲。
  だが、子宮はこの状態に該当し辛い臓器で、進化の速度から取り残されたように進化が遅れているとされ、また位置、傾き、形状等に個人差が大きいとされ、個々の形状が着床率、流産率、難産率等にも影響する。
 
 
 
< 全身 >
a. 細 胞 数 :約37兆個 !
   【追記(2023.11.15.)】……新聞記事より……(ドイツマックスプランツ科学数学研究所等)
      ・男性(70kg)     約36兆個
      ・女性(60kg)     約28兆個
      ・10才の子供(32kg)  約17兆個
     
b. 遺伝子数:約2万5000個
 
c. 皮  膚  :
 ・新陳代謝≒28日間周期。
 ・総入れ替え期間 ≒ 2年9ヶ月。
 ・重量(皮下組織を含む):体重の約16%。
 ・面積:約1.6㎡。
 ・表皮:厚さ ≒ 0.2mm。
     角化細胞 ≒ 95%。
     色素細胞(メラノサイト)≒5%。
     基底細胞が分裂、表皮細胞として脱落迄のターンオーバー時間≒45日。
 ・皮膚:
     ウマ…ヒトと同様に汗をかく。        ←鞍は健康上不適
          イヌ…発汗機能が無く、角質層をフケのように剥がしながら皮膚を保護する。                        犬用胴衣や入浴洗浄は皮膚保全上悪影響。 ← ワンちゃん好きは要注意!
                    ヒトと犬を同等視した行為は大間違い。
       例えば、口腔内の細菌数は人への感染性を示す細菌を含めて数100種類あり、キスや舐めさせる行為は極めて不衛生な行為。  ←ワンちゃん好きは要注意!
    ヒト…発汗機能があり、汗をかく。 
        気化熱による体温調節だけではなく、汗に含まれる多くの分泌物が皮膚保全に働く。
       黄色人種…皮脂分泌量が多く、表皮が潤っている。
       黒色人種…皮脂分泌量が常に少なく、皮膚は乾燥状態。紫外線に強い。
           皮膚がひび割れやすく、オイル塗布が欠かせない。
       白色人種…皮脂分泌量が黄色人種ほどには多くない。乾燥肌体質も多い。
           頻繁な入浴で肌が荒れ易い。肌の色素が少なく、紫外線に弱い。
 
温泉好きな日本人の感覚で他の人種に、シャワーではなく、
頻繁な入浴・長湯を勧める際には
肌の性質の違いによる皮膚障害発生リスクに要注意。
親切心があだになるかも…
 
d. 褐色脂肪組織
  不思議な組織で、新生児~乳児期が最も大きくて、成人が最も小さくなる。
  脂肪組織は、白色脂肪組織と褐色脂肪組織の2タイプがある。
  主な機能は、白色がエネルギーの貯蔵、褐色が貯蔵エネルギーを使っての発熱。
  白色脂肪組織は、主に左右の肩甲骨から首回り辺りに分布する。
就寝時に、肩を冷やすなって言われたコトは?

  白色脂肪組織は生後約半年辺りまでが最大.その後体格の成長につれて次第に縮小し、成人では赤ん坊の約1/3ほどに縮小とか…

  白色脂肪組織は、生後約半年辺りまでが最大で、その後体格の成長につれて次第に縮小し、成人では赤ん坊の約1/3ほどにまで縮小とか…  ←大人よりも大きい組織

 

e. 安産への工夫

   二足歩行のヒトは『小さく産まれて、大きく育つ』という特徴がある。

  ※頭蓋骨:ヒトの頭部は、重要な知恵の塊「脳」をガードするために数個の断片が組み合わさった球形の頭蓋骨で保護されている。

   大きいヒトの頭部は、出産の際には安産の妨げになりやすく、神様は一計を案じた。

   即ち、胎児期には頭蓋骨の各断片に隙間を保ち、産道通過時に受ける頭部への圧力を頭蓋骨の変形という妙手で切り抜けた。誕生後、頭蓋骨の隙間は成長につれて密着し、脳の強固なガード装置となる。

  ※肩: 幅広の肩は、二足歩行の安定化に重要な役割を果たすが、狭い産道を抜け出すには支障を生ずるので、神様は一計を案じた。

   即ち、鎖骨の成長速度を胎児期から出生直前にかけての胎児期に減速し、出生後に加速している、という。肩幅が狭い状態で産道を通過させるという安産のための神様の工夫だ。                         (京大理学研究科)

 
 
 
< 脳 >  ―記憶と記憶力―
  人間は、動物の中でも、特に脳を進化させている。故に、脳の機能は複雑…
  アタマの善し悪しは、脳みそを収納する頭蓋骨の容量の大小とも関係する。
 
 ① 脳容量:
              【脳容量 (cc) 】         【集団数】
  猿人、ゴリラ ……………… 約 500             10~20
  ホモ・ハピリス …………… ≧ 600  (人類の祖先、200万年前)  30~50
  ホモ・サピエンス…………… ≒1350cc(現代人の祖先)
  現代人 ………………………  約1400   (約40万年前以降)     約150
    *現代人は約150人程度が無理なき交流の限界か…
    *欧州で繁栄したネアンデルタール人は約4万年前に絶滅。
    *アフリカで誕生したホモサピエンスの一部が北上、ネアンデルタール人と出会い、その混血人が繁栄したのが現代人? 遺伝子解析からも傍証。
 
 ② 脳の記憶:
  *記憶の場所……海馬と大脳皮質。
           記憶量の増加に応じて大脳の表層が皺状に表面積を広げる。
  *記憶……………....新情報は海馬へ → 情報を整理 → 大脳皮質へ転送 → 新記憶を蓄積。
  *海馬……………....繊細な部位で、強いストレスで容易く機能が変調する。
 
 ③ 記憶:
  *陳述的記憶……頭で覚える。文字の学習、計算の仕方等。
  *手続き記憶……体で覚える。運動の繰り返しで学習。自転車乗り、水泳等。              記憶は永久的。 
  *大脳皮質……….脳の外側に広がる領域。知覚、記憶、思考等多様な機能を司る。
             筋肉の大雑把な動作に関与。 
  *前頭連合野…. 情報最高指令所。関連する記憶情報を集め、一時的に保存。
          情報を解体、再構築、新規立案、実行、点検等を司る。
  *海 馬…………..記憶や学習に深く関与。
           CAI領域は、過去の体験記憶や空間記憶に関与。
  *小 脳…………..筋肉動作の細かな微調整に関与。
 
 ④ 記憶力:
 *記憶情報は、若い年代の初期情報ほど大脳皮質の深層に、最近の情報ほど表層に刻まれ、表層の記憶情報ほど消失しやすい、とされるが…

 アタマの善し悪しは、この辺りの構造がいささか違っているのかも…

 
 
 
< 呼吸器 >
生まれてから今まで何回息をした?
あと何回息ができそう…?
 
a. 生涯呼吸回数:約5億回 !…………………… 心拍4回/呼吸1回
 
b. 肺胞表面積:約100㎡ ≒ 30畳 ……… 広い。
                         でも小腸絨毛突起総表面積の約半分。
 
 
 
< 循環器 > 血管…外膜~中膜~内膜の三層構造
血管も健康度が気になるヶ所…
 断面構造が異なる静脈血管と動脈血管がある。
 
a. 心拍出量 :5㍑/分 ≒ 80ml/回が押し出される。
 
b. 血管総延長:約10万km ≒ 地球2.5周 ……………………… とてつもなく長い!
 
c. 血 管 径:(大動脈) 直径 ≒ 500円玉
      (細動脈) 直径 ≒ 鉛筆の芯
      (毛細血管)直径 ≒ 0.1~0.007mm
      (各静脈) 直径はそれぞれの動脈よりも大きい。
 
d. 血管内皮細胞:(面積) 約7000㎡ ≒ テニスコート約27面
      (新陳代謝)約1000日。 総入れ替え期間≒2年9ヶ月
 
 
 
< 消化器・排泄器 >
数字で見ると、排泄器官も又すごい器官…
 
a. 消化管:口~肛門までの長さ ≒ 9m≒平均身長(165cm)の5~6倍。
 ・食道:約20cm。 蠕動運動伝播時間 ≒ 4~5cm/秒。
     食道に入った食べ物は蠕動運動で下方へと運ばれ、胃袋迄に約4~5秒間…
     これが食べ物をゴックンと飲み込むための必要時間。
 ・胃 :容積…(空腹時)≒50ml
          (満腹時)≒1.5~1.8ℓ  ………………  大食漢の胃袋は凄い!
         バリウム検査による膨満度からは約500ml程度と推定。
     胃液…pH ≒ 1~2。
       唾液中細菌(10の8乗個/ml)+食べ物中の細菌数が胃液に晒されると10の2乗個/mlにまで殺菌される。
       酸性下で活性化される消化酵素ペプシンの作用で、直径2mm以下に微小化後に十二指腸内へ送り出される。
 ・小腸:胃と大腸をつなぎ、食べ物を消化し栄養分を吸収する重要な部位。
     十二指腸、空腸、回腸で構成。内壁には、無数の絨毛突起がある。
      約6m。 直径≒3cm。
      内表面積 ≒ 5700㎠ ≒ テニスコート一面の1/4。
 ・大腸:小腸から続き、盲腸、結腸、直腸で構成される肛門までの部位。
     水分やミネラルを吸収し、非消化食物を腸内細菌と共に大便として排泄。
     胃に入った食べ物が肛門から排泄されるまでに約24~72時間を要する。
      約1.5m。 直径 ≒ 5cm。
 
b. 腸内細菌:善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在し、健康状態や年齢等により変化する。
      (個数)数10兆個。 大半が嫌気性菌。
   (重量)1~1.5kg ≒ 数100種~2000種 ≒ 100兆個 ≒ 肝臓重量。
        ………大腸に99%以上が分布。
 
c. 絨毛突起:腸内の輪状ひだにある無数の微少な突起。
      腸管内皮細胞面積が著しく拡大。
       消化された栄養分や水分を効率よく吸収する。
       直径≒0.1~0.2mm。 長さ ≒ 0.4~1.0mm。………小さ~い!
       総面積(小腸):約200㎡ ≒ 60畳 ………………………....広ぉ~い!
 
d. 大  便  :固形物は、主に、未消化食物、腸内細菌、剥脱上皮細胞がほぼ同等割合。
        色調は、胆汁液の黄色。健康のバロメーターにも…
      (成分比)……水分(70~80%)+未消化食物(7%)+腸内細菌(7%)
         +剥脱上皮細胞(7%)
 
e. 腎 臓:主な機能は、全身から運ばれてきた血液中の不用物を体外排泄するための分別。
      一時排泄の原尿中に漏れ出た必要分を再回収。大量処理。
      最終的に体外排泄すべき尿を分別。正確処理。
      原尿 ≒ ドラム缶1本/日 …………………漏れ出た必要成分を回収。
      排尿 ≒ 1~2㍑/日 ………………………不要成分を体外排泄。
 
 
 
< 健康情報 >
a. 毛穴(形) :*ほぼ真円………直毛
                   *楕円 …………… 縮れ毛  強い楕円ほどきつく縮れる。
 
b. 筋肉(種類):*遅筋………歩行・姿勢  有酸素運動で↑
             年齢的な差なし 40才台以降↓
         *速筋………瞬発的動作
              スケソウダラ速筋蛋白4.5g/日✕3ヶ月摂取
                  ↓
              65才以上の女性で筋肉量 ⤴
         *他…………括約筋 輪状筋 平滑筋 骨格筋 
   *筋肉は、使わなければ退縮が進む。
    ある実験で、健常者をベッドに3ヶ月間寝かせ、一切の動作を周囲の人物に委ねると、実験終了時に自力でベッドに起き上がれなかった。
    また、活動的に生活する高齢者が7年間で加齢的に自然退縮する筋力の程度が、2週間の寝たきり生活となって失う筋力とほぼ同等という。

    

c. 抗疲労効果:「イミダゾールジペプチド」(イミダペプチド、イミダゾールペプチド)
              イミダゾール基を有する二つのアミノ酸が結合したペプチド。
  * イミダペプチドは、消化吸収時にアミノ酸へと分解され、吸収後に体内でイミダペプチドに再合成される。
  * 運動によって、乳酸や活性酸素が蓄積されるが、イミダペプチドが乳酸の分解や活性酸素の抗酸化作用を発揮する。
  * エネルギー消費が盛んな脳細胞や筋肉等の部位ではこの合成酵素が多く存在する。
  * この細胞ダメージ防御と再生能増加の継続により、筋肉細胞のダメージを阻止し、抗疲労効果を発揮する。
 
 これを、食物摂取で実感するには…
  ・イミダペプチドを毎日200mg摂り続ける。 器官は2週間以上。
  ・イミダペプチドを毎日200mgを含む食材は、鶏胸肉、マグロ、カツオ(尾部赤身)等で100mg。
  ・イミダペプチドは熱安定性が高いので、煮ても焼いてもOK。
  ・イミダペプチドは水溶性なので、スープ等に作りだめして冷凍保存もOK。
 
d. お握り一個:約160kcal。
   これをウォーキングで消費するなら、体重60kgの人の場合、
     歩行速度2.8km/hrなら、約65分間、
         5.6km/hrなら、約40分間、 歩くコトになる。
 
 
 
< 体力 >
a. 筋肉年齢:座位⇔立位の上下運動を、30秒間に何回できるか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
年代      20   30   40   50   60   70
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
男性      31   28   25   22   19   17 回
女性      27   25   23   21   19   16 回
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トレーニング   (足をずらせて)    |    (足を揃えて)
        12   10    8 | 12   10    8 回
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
               *トレーニング:年代に応じて、毎週2回行う。
 
 
神様の緻密な設計図はさすが… です。
 
 
探せば、他にも興味深い情報がまだまだ存在するハズ…
 
この世に男と女の両性が存在する限り、存在する根本的な両性の差異を無視して、完全にすべてを同一視すれば、違和感を覚える他方の性に我慢を強制するリスクがあり、歪んだジェンダー論を押し付けるリスクがある。
 
列記したこれらの明白な本来の男女の相違の存在を理解し、他方では性別的特徴が弱い少数集団の存在を認識しつつ、これらを前提に、ジェンダー論が正しい方向性で進化することを願いながら、神様が設計した精密な人体を見詰めたいもの…
 
 
本能はいずれの動物にも存在する。
当然ヒトも…
少々個人差があるけれど、ヒトと動物が著しく異なる点は、ヒトらしさを高める高度に発達した知性・理性という機能か…
さらに、品性・品格が深まるほどヒトとしての輝きが一層深まるかのよう…
 

 

※出典:収集情報が長期間に渡るが故に内容に陳腐化の可能性あり。
収集先が多岐故に一部出典記録に不完全さあるやも…
詳細は各自で再確認願います。
 
 

人体の不思議:神様が創った男女の特徴と差

 

神様が緻密に造り上げた男性と女性…

 

両者は、外見的には実によく似ている…

男女間で、どこが、どのように、どの程度、異なるのか…

種の保存に適した胸部や陰部は確かに差が歴然だが、他には…?

しっかりと見比べると見えてくる、男女の差…

 

神様は、何故に男女に微妙で繊細な差を設けたのか…

これまでにメモってきた諸々の内容を男女差という視点で整理して、男性と女性の主な特徴を列記してみた。

 
 
Ⅰ.生殖器
 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染問題が深刻化した1960年代頃から、人的健康問題と絡めて環境汚染、公害が社会の関心事となり、当時は、生殖機能への影響も懸念されると盛んに議論されていたが、最近は話題性価値が減じたのか、改善されたのか、注目度が低下している。
 
 生殖問題では、先天的特性により自然逸脱した異常例もあれば、加齢的な機能低下による異常例リスク増大や、社会活動に伴う環境的な負の要因が起因と推測される異常例等が混在しているだろう。
 
1.男性
 1)生殖器:
    組織的には、陰茎、陰嚢、精巣、精管、精嚢、前立腺、尿道から構成される。

    陰茎には3つに分かれた勃起組織の海綿体があり、血液で満たされると固く大きく勃起する。

    精巣上体はコイル状になった微細な管で、伸ばすと長さが約6m弱。
 
    発生学的には、睾丸等を包む袋の陰嚢は中央に左右からの接合痕が線状に残る。
 
 2)受精を果たす唯一の幸運な精子:
   精液中に含まれる精子の総数は約1億匹。元気に動き回る精子は少数…
   卵管まで辿り着く精子は約100匹。
   精子にとって過酷過ぎる子宮内の環境では、精子の生存率は約3日間。
   その内の1匹が卵子との受精を果たす。
   精子の移動距離は約18cmだが、人に例えるなら、約6kmの遠泳距離に相当。
 
 3)精子検査基準:
  *WHOマニュアル2021年版(第6版)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 精子量   濃度   総精子数  運動率  前進運動率  生存率  正常形態率
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  1.4 cc          1600万/ml       3900万             42%                  30%                54%                4%
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  *加 齢 :加齢により、これらの値が悪化傾向を示す。
        即ち、加齢により受精能力が低下する。
  *妊娠確率:25才を基準に35才との比較では、およそ半減するとされる。
        即ち、高齢男性は、受精効率の低下が著しい。
 
 
2.女性
 1)生殖器
       女性の生殖器である陰唇は陰茎先端部等と排尿期の先端部が大陰唇、小陰唇の二つに分かれていて、発生学的な観点から見ると進化の痕跡とされる。
 
 2)生涯生理回数:
       女性に特有な生理現象は、妊娠・授乳期間中は停止するが、閉経までの生涯生理回数を一世紀前と比較すると驚異的な差が見られる。
       一世紀前の女性と比べると、現代女性は生涯妊娠期間や授乳期間が減り、様々な負担が軽減された。
   だが逆に、生涯生理回数が大幅に増加し、それに伴う負担増は無視できない。
 
    <100年前>    85回 …… 妊娠・出産回数多。授乳期間長。
    <現   代> 450回 …… 妊娠・出産回数少。生理回数が5.3倍多い。
                  生涯妊娠回数、授乳期間が影響。
 
                 生涯生理回数は、
                                               100年前の女性よりも
                      現代女性の方が5倍以上も多い。
 
 3) 卵子良質度:年代別
  *加齢:加齢により卵子の質が低下し、受精能力が低下する。
  *妊娠確率:30才台後半以降では急速に低下。
        即ち、高齢女性は、受精効率の低下が著しい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    年代     20~24       30~34     40~44  
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
   妊娠率(%)  100    85    35     …30代から低下
   不妊率(%)         ≒15    <30     …30代から上昇
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 4)卵子数:
  *加 齢 :加齢と共に卵子の産生力が減少する。
  *妊娠確率:30才台後半以降は受精確率が急速に低下。
        即ち、高齢女性は、受精率の低下が著しい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  年代   胎生期20週頃 出産時期 思春期~生殖適齢期 ≦37  閉経期(≦51)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 卵子数(万)  600~700  200   30~50       2   0.1
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  
              毎月の生理を軽んずるコトなかれ…
             健全な卵子を望むなら排卵適齢期がありそう…
 
 5)出産適齢期:
成熟精子と成熟卵子との出会いが前提だが…
出産にも”適齢期”があるようだ…
 
その卵子、排卵後の寿命はわずか1日…
 
  元気な健常精子群が、過酷な環境の子宮内を生命を掛けて泳ぎ抜き、勝ち抜いた唯一の精子だけが健常な成熟卵子と巡り会ってようやく受精となる。
 
 <精子・卵子の成熟度と受精・妊娠・出産適齢期>
  精子・卵子の成熟度の適齢期間は男性側は比較的長く、女性側は少々短くなる。
  健常性が劣る年齢期の受精卵は、流産率が高まり、健常児出産率が低下する傾向にある。
  このことから、大まかだが、好ましい受精適齢期・出産適齢期が推察される。
 
  正常な妊娠・出産・新生児を願うには、受精時に、精子側も、卵子側も、成熟時期にあることが重要。
  精子・卵子の成熟度の適齢期間は男性側は比較的長く、女性側は少々短くなる。
  健常性が劣る年齢期の受精卵は、流産率が高まり、健常児出産率が低下する傾向にある。
 
  このことから、大まかだが、好ましい受精適齢期・出産適齢期が推察される。
 
 *妊娠のし易さ:概ね32才頃までは緩徐に低下し、37才頃から急激に低下する。
         末っ子は母親の30才台前半までに…が好ましい?
 *卵子染色体異常:35才頃から異常率が上昇する。
 *母体年齢と流産リスク:母体年齢が35才頃から妊娠率が低下傾向を示し、35才で流産リスクが3倍弱と高まり、39才頃から出産率が急減し、流産率が上回る。
 *晩婚と流産リスク:母体年齢、カップル年齢の高齢化につれて妊娠率が低下し、流産リスクが高まる。
健常な出産を望むなら、高齢出産を避けるべき…か。
男女共に高齢の場合には、
妊娠、出産、新生児の異常リスクが高まることに留意が必要…か。
       留意神様が造り上げた人間の身体の仕組みはとても緻密…
        人類の子孫繁栄に必須の出産にも緻密な配慮が働き、
          緩やかに仕組まれている出産適齢期は芸術的…
 

 6)安産への工夫:

   二足歩行のヒトは『小さく産まれて、大きく育つ』という特徴がある。

  *頭蓋骨:

   ヒトの頭部は、重要な知恵の塊「脳」をガードするために数個の断片が組み合わさった球形の頭蓋骨で保護されている。

   大きいヒトの頭部は、出産の際には安産の妨げになりやすく、神様は一計を案じた。

   胎児期には頭蓋骨の各断片に隙間を保ち、産道通過時に受ける頭部への圧力を頭蓋骨の変形という妙手で切り抜けた。誕生後、頭蓋骨の隙間は成長につれて密着し、脳の強固なガード装置となる。

  *肩:

   幅広の肩は、二足歩行の安定化に重要な役割を果たすが、狭い産道を抜け出すには支障を生ずるので、神様は一計を案じた。

   胎児期に、鎖骨の成長速度が胎児期から出生直前にかけて減速し、出生後に再加速している、という。

   肩幅が狭い状態で産道を通過させるという安産のための神様の工夫だ。

                                 (京大理学研究科)

 7)初乳:
  出産後約3日頃までに分泌する母乳をいう。
  分泌量は約40~50ml/日とごく少量。
  新生児の胃袋の大きさは、ビー玉サイズ… とても小さい。
  初乳は栄養価は満点…! 脂肪分が少なく、高栄養で、新生児の免疫系にも重要。
 
 
Ⅱ.性別差
 ここでは、相違が明白な生殖に関わる生殖器、生殖機能、生殖行動、内分泌等は言及せず、関心を向けると見えてくるような性差を取り上げる。

1.骨格

 これら骨格構造の男女間の相違が体型や動作に男女差を感じやすくさせている。 
 
 1)肩関節: 人体で可動域が最も大きな関節。
       ー男性らしさ、女性らしさの動作やシルエット形成に影響…ー
  上腕骨の上腕骨頭(関節稼働部分)が丸くて大きく、それを受ける身体側の肩甲骨関節部の窪みが浅くて平らな形状のために動きやすい。
  半面、脱臼しやすい不安定さを伴う。 
  この上腕骨と肩甲骨関節部の接合状態が男性と女性で異なり、この相違が男女の     体型や動作に男(女)らしさとして感じられる。
    上腕骨……男性では肘が体側から離れる方向に。行動的。
          女性では肘が体側に接する方向に。   防御的。
 
 2) 股関節:
  肩関節の接合と構造的によく似た関節で、大腿骨頭はほぼ球状で、骨盤側面の寛骨臼の窪みにスポッと収まっている。
  この股関節の大腿骨との接合が男性と女性で異なり、この相違が男女の体型や歩行姿勢、剤姿勢等に男(女)らしさとして感じられる。
    大腿骨……男性では膝が外側に開きガニ股のO脚気味に。
          女性は膝が内側にくっ付き内股のX脚気味に。
 
 3)骨盤:
    骨盤………男性は、骨盤が狭小なハート形。仙骨幅が狭く、垂直に長めの形状。
         女性は、骨盤が顕著に横長の楕円形で、仙骨は短くて幅広の形状。
         ゆえに横広の腰部、細いウェストの胴部が生じやすい。
                                        ー女性らしいシルエット形成に強く影響…ー
 
2.皮下組織
 1)体内脂肪:
   脂肪の存在部位により、体脂肪(率)、内臓脂肪、皮下脂肪(率)に区分される。

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

         体内脂肪        男性            女性

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  体脂肪率  適正域(概略)    10~20%        20~30%
  内臓脂肪  適正域(概略)  ウェスト  85cm      ウェスト  90cm
  皮下脂肪率 適正域(概略)        8~17%        18~27%

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

   脂肪量は、いずれの部位でも男性よりも女性が多い。
   肌に触れた感触が男性は硬く、女性は柔らかく感じる所以である。
 
 2) 年齢的・外見的な男女差:
   <年齢的>
   幼児期はお腹ぽっくり型が多く、小学生時代まで男女に顕著な差がみられない。
   中学生頃から男女差が顕著となる。
   男子は主として内臓脂肪が増える傾向にある。
   女子は主に胸、太腿、尻に皮下脂肪が沈着する。 
   <外見的>
   外見的には、薄い皮下脂肪層に包まれた男性とは異なり、女性の全身にほぼ均等に分布した皮下脂肪により、丸みを帯びた柔らかな肌となる。
   外皮温は、ほぼ体温に近い男性に比べて、女性の厚い皮下脂肪層は保温性に優れ、女性の皮膚温は体温を食い止め、外気温に冷やされ、触れるとひんやりと冷たい。
   肥満体型では、男性は腹部皮下脂肪の沈着が顕著で、女性は全身的に皮下脂肪層が厚くなり、閉経以降は腹部の脂肪沈着が著しくなる。
 
 3)筋肉:
   筋肉は、形や構造等に大きな男女差がみられず、ほぼ同じ。
   異なるのは、筋肉の大きさ、重さ、筋繊維の種類等。
 
3.本能
 1)男性:
   行動が論理的で、意義や結論を求める傾向が強い。会話が論争的。
   なぜ?、何を?、どのように?、どこまで?と論理的説明を求めたがる。
   定められた目標への邁進力に優れるが、目標達成への選択肢が多ければ鈍る。
   理詰めを好み結論や結果の獲得に達成感を覚えるが、同時並行的な行動が不得手。
   潜在的に秘める闘争心を理性が抑えて人格を形成。
 
 2) 女性:
   思考が感性的で、目的完遂よりもその過程を楽しむ傾向がある。 
   会話が討議や論争的ではなく、雑談的だが、結論を求められなくても費やした時間 に満足感を感じられる。 
   また、物事の同時並行的な行動が得意。 
    差があるが、抱擁、優しさという母性本能的な面が人格を形成。 
 
 3)涙腺:
   涙腺…
   『男は生涯に三度泣く』だけなのに
   『女性は涙もろい』のは涙腺が緩いから…とか。
 
          これって、ホントらしいけれど ホント? かなぁ…… 
 
 
【 総括 】
以上、なんとなく見過ごしそうな、見え辛い男女の差異と特性を並べてみた。
調べたらもっと差異があるだろう。
これらの差異に、生殖関係や性ホルモン関係に起因する差異を加えると、男女の差異が一層明確に見えてくる。
人為的には、性的構造の差異をそう簡単に改造はできっこないほど繊細で複雑な人体の構造…
 

近年は、ジェンダー論が声高に議論される時代になってきた。

だが、性とは何ぞや、生殖とは何ぞや、生理機能とは何ぞや、人体の構造とは…等々を正しく理解しての主張であるかどうかがあやふやな意見も少なからず耳にする。

聞く側としては、違和感、不快感…を抱くだけ…

正しい豊富な知識を土台にして熟慮して練り上げた意見を戦わせて欲しいものだ。

この世に男と女の両性が存在する限り、存在する根本的な両性の差異を無視して、完全にすべてを同一視すれば、或いは、一部だけを無理矢理に同化させようとすれば、他者に違和感を与えるだけで、他方の性に我慢を強制するリスクがあり、歪んだジェンダー論を押し付けるリスクがある。

 

列記したこれらの明白な本来の男女の相違の存在を理解し、他方では性別的特徴が弱い少数集団の存在を認識しつつ、これらを前提に、ジェンダー論が正しい方向性で進化することを願いながら、神様が設計した精密な人体を見詰めたいもの…

 
男性も、女性も、双方がお互いに正しく異性を理解するには、神様が創られたこれらの差異が存在すると言うことを常に留意しておくべきであろう。
故に、一部の構造や機能を人為的に変化させるだけでは生まれながらの性を変更可能とは言えず、自己満足の域を出ないと言えようか。
神様が緻密に造り上げた繊細なヒトの身体を、仮装では無く、本気で別の性へと一部だけを人為的改造を試みようとしても、他の部位が元の性の形状や体質のままなら、第三者的視点からは単に奇異に映るだけ… 不快感を覚える人も居るだろう。
生まれながらの自分の性に違和感を覚えるという場合、生殖器官・機能の発達度合い、性ホルモンの分泌機能低下、感受性等々の要因が強く働いている可能性にも留意が必要か…
 
これほど微に入り細に入り、男女に微妙な差異を設けた神様の神力を、ヒトの知力で人為的に性転換させる試みは全く無謀…と思える。
器質的異常例の部分的な施術なら可能性があり得るか…
無形の意識的違和感の是正は可能だろうか…
それとも、意識の違和感を生じさせた社会的な要因の追求が先決か…
神力に劣る人知では実に難問題…
 
これらの複雑な生理機能に影響を及ぼす要因として、出産の高齢化、自然環境や社会環境の悪化の程度にも注目しておくべきだろう。
近年は、自覚的、他覚的に構造的、意識的に違和感を抱く人たちが増加しているような印象を受ける。
主たる原因は、晩婚化の生理的要因か、社会的な要因か、自然環境の悪化か…
何らかの要因の影響を強く受けているような…
 
 
このままでは、神様の緻密な想定の範疇から外れて、やがては人類滅亡へと進み兼ねないと危惧されよう。
 

呟き:「結婚」の類意語(新語)導入は、社会的混乱の回避策になる?

『結婚』と『婚姻』とは同意語のようだが、学術的、法概念的には『婚姻』が主体的に用いられているようだ。

意味的には、『結婚』とは”男女間の配偶関係の締結”を意味し、『婚姻』とは”男女間の配偶関係の締結”に加えて”配偶関係の状態”も含まれるらしい。

近年、従来から意味する『結婚』ではないが、類似形態故に「結婚」という概念に包括を…と願う動きが活発化し、社会に混乱を招いている。

 

主たる原因は明白だ。新たな形態を意味する「新語」が存在しないが故に既存語に包含させようとすることにある。不自然さ故の正当な異論に対しても、批判は「人権」抑圧だとの反論を招きかねず、止むなく異論を胸に納める場合も多々あろう。

不可解な世になってきたものだ…

明治の人々は、洪水のように次々と押し寄せる外国語に日本語訳の新語を造ってきた。

現代の国語学者や各分野の専門家諸氏はなぜ傍観者を決め込んでいるのだろうか。

外来語には新漢字表記を常識化させたいものだ。

「結婚」、「性」についても混乱が生じている。

 

凡人ながらも社会の混乱や戸惑いを整理しつつ考えてみた。

 

 

1.異性同士の「結婚」

(1)生命の営み

  この世に生きる生き物の大半は、男(雄)と女(雌)という二つの異なる性のいずれかを有する。

  万物創造の神様設計図による創造の証か、ダーウィンの進化論による結果か、確かに二つの性が存在する。

  二つの性の営みにより、古来より、仲間の生命が脈々と受け繋がれてきた結果が現在の姿である。

(2)「結婚」に対する現在の理解

  人間社会では、生命を受け継ぐ証として、社会は「結婚」という形式を受け入れてきた。

  古来より、「結婚」とは、男性と女性との一組の生活共同体を意味する。

  現代では、「結婚」は法の下に婚姻届を提出受理された男女の一組で、新たな義務と権利が生じる。

  結果、通常なら、女性は双方の遺伝子を受け継ぐ子供を授かる。

  故に男女の結婚は、子孫を残すという人類の永続的繁栄に直結する。

  言うならば、「人類繁栄推進論者の証」ともいえようか。

 

 

2.「結婚」からの逸脱

 近年、男女間の「結婚」とは異なる、新たな組合わせの一組が、従来の「結婚」と社会的にも同一視を…と主張する人々の存在で、「結婚」の定義が揺れている。

(1)現状への波乱要因

  これまでに広く社会に浸透していた「結婚」の概念とは異なる新たな『男性同士』、『女性同士』の”結婚”らしき新たな生活形態の対応についてである。

  このような似て非なる事象に、補足説明無くして正確に意味を伝達可能な”単語”が存在せず、近似する状況故に既存語(=結婚)を当てはめて既存語の定義拡大を図ろうとし、この考え方にはこれまでの社会システムに歪みを伴う。

  また、この新たな組み合わせは既存社会構成の要因では無く、違和感なしでの既存社会体制への新たな取り込みとは次元が異なる。

  現代の法は、「結婚」という節目を経て成人した男女の新たな一組を法により支援しているが、従来からの社会構成では同性婚という概念がなく法整備の必要性は皆無だった。

  だが、同性”婚”という新たな組合わせ一組が、社会認知、新語導入、法整備を強く要求し始めた。新たな社会構造の誕生に伴う法整備の遅れによる矛盾や公正性の是正問題の存在である。

(2)新概念の必要性

  言葉とは、特定の対象や現象を指す言葉として生まれた用語であり、後年、新たな概念を強引に包含させるには深刻な混乱を来す恐れが多分にある。

  故に、同性”婚”については「結婚」との混同使用は避けて、社会的に新たな体制を構築し、従来システムとの併存を図るような新たな社会システムが再整備されるべきではなかろうか。

  よって、新たな概念の事象に対しては、新概念に相応しい新語を新たに造語すべきである。

 

 以下に、新語を含む概念を包括的に図示してみた。

 

3.同性一組の妥当な表現は「同婚」…?

 以下に示すパターンにより、換言すれば、次世代へ子孫を残せるか否かで、異性同士の組合わせは『人類繁栄推進論者』であり、同性同士の組合わせは『人類滅亡推進論者』である、とも言えようか。

 だが、いずれの組み合わせでも、当該者の希望を叶えた「自己願望達成者」である、とは言えようか。

 

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(新語:A案)

従来からの「結婚」に類似した”新語”を導入する。

   ・男女の「結婚」⇒ 定義不変。

   ・他の組合わせ(男性”婚”、女性”婚”)

           ⇒  「新語」導入で対応。 ……………(以下、新語は赤字で)

             社会的混乱小か。

             社会的容認態勢、法整備等の新構築が必要。

 

Ⅰ.性転換施術有無による男女の呼称 

 1)性転換施術なし

   ・親女性(親女)………………”戸籍性”に違和感を持つ男性

   ・親男性(親男)………………”戸籍性”に違和感を持つ女性

 2)性転換施術あり

   ・擬男性(擬男)………………性転換施術後の新生”男性”(元女性)

   ・擬女性(擬女)………………性転換施術後の新生”女性”(元男性)

   ※他の候補字:誕、新、到、産…等。

 

Ⅱ.成人一組の呼称

 1)共同日常生活あり

  (1)「婚姻」の定義 ………該当用語不存在故に法整備が必須。

     合婚……………………結婚+同婚   ……………婚姻形態の総称

      ↘①結婚………異性婚(=夫婦)…………男性と女性との婚姻(定義不変)

      ↘②同婚 ……… 男婚、女婚   ……………同性婚の総称

        ↘a.男婚……………男性同士の婚姻(=同心)

        ↘b.女婚……………女性同士の婚姻(=同心)

  (2)子供の呼称 

      ①自然出産児:自然妊娠・自然分娩・自然出産した「自然出生児」

      ②人為出産児:人工妊娠・人工分娩・人工出産した「人工出生児」

        ・輸子(ユシ):精子と卵子ともに遺伝的に親と一致する人工授精児

        ・叉子(サシ):精子又は卵子の一方が遺伝的に親と異なる人工授精児

 2)婚姻と新生児の相関性

                  <婚姻>         <子供>

                 「 結婚 ………………(夫婦)⇒実子……血縁有

               |             輸子……人工授精子

               |                                             叉子……人工授精子

               |                                          養子……血縁無

 ①婚姻届提出….…合婚=|      「 男婚……(同心)⇒養子……血縁無

               |  同婚=  |           叉子……人工授精子

               |       | 女婚……(同心)⇒養子……血縁無

                ∟     ∟              叉子……人工授精子

 

 ②婚姻届非提出……共婚(接婚)………婚姻届非提出の一組。

                                                                     当人達の意識で成立する関係。

           同棲    ………双方の同意で成立する共同生活形態。

                                                                     婚姻関係の意識不問。

           同居    ………主たる生活維持者を中心に老若男女が過ごす

                                                                     共同生活形態。

           下宿(寄宿)………ビジネス契約下での関係。

 

 

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(新語:B案)

「結婚」の”定義変更拡大”を広く社会に求める。

ただし、概念が大幅な変更を伴うために、社会的混乱必定か。

 

  1.婚姻届提出 → 結婚 = 異婚 + 同婚 (男婚 or 女婚)

                    ⇅             ⇅          ⇅

    (呼称)          夫婦           同心       同心

                  ↓                ↓       ↓

    (子供)……血縁有 →→ 実子        叉子   叉子(人工授精子)

                     輸子                          ー    ー

                     叉子                          ー    ー

        ……血縁無 →→ 養子        養子   養子

  2.婚姻届非提出  → 共婚(or 接婚)

  3.単なる共同生活 → 同棲

 

 

古来より、時代と共に時代を反映しながらゆっくりと変化し続けているニッポンの国語『日本語』も、近年、多量に流入する外来語の日本語化への対応が完全に立ち遅れているようで、カタカナ表記語のオンパレード… 文体は、文章を読めるが意味不明…

日本語の”審議会”関係諸氏はどのように感じて、どのように対応しているのだろう…

 

 

近年の晩婚化、婚姻、人工授精、性転換施術、環境汚染…等々で人間社会の構成もヒトという種の保存法則も一層多様化し、複雑化してきた。

だが社会システムの対応が遅れ気味のようで、これまでの社会的観念では対応できない事例への新たな法整備を含めて、ここに一案としての私案を提示してみた。

今後の議論の叩き台にはなるだろう…

 

ここで、議論を深める上で忘れてはならないのが生物学的現象である。

ヒトも動物。特に生殖行為では動物は本能で行動するが、ヒトは理性下に行動するために、近年は晩婚化、高齢出産の傾向にある。ところが卵子も精子も高齢化に伴って健常性が低下し、健常児出産確率低下リスクが高まる点であろう。成長につれて誕生性への違和感が増す人達との因果関係も解明が待たれよう。

社会的な混乱・困惑を解消するためにも、これを機に議論が活発化することを期待したい。

 

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(新語:婚姻に至らない性的指向)

「LGBT」

 

※ LGBT:レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)の性的指向3つと、身体の性と自認する性の同一性に違和感を有するトランスジェンダー(Transgender)の英字頭文字を並べた、性的多様性を有する集団を意味する用語。

 他にも、幾つかの異なる表現が存在する。

L、G、B自体も、定義が流動的で、的確な用語として定まっていないようである。

 

これらの自己の性的認識が多数の一般的な認識と異なる少数者を正確に表現する「新語」が必要と考えられるが、「婚姻」とは少々異質な分野となるので、ここでは割愛する。

別の機会に、議論を深めて、新たな漢字表記の適切な日本語が誕生すれば幸いである。

 

呟き:原発OK? 汚染水海中投棄OK? 自然界の状態はどうなってる…?

原発稼働問題、放射性汚染物廃棄問題…

まるでエンドレスのように何年も繰り返されているこの問題…

 

賛成の方、その根拠は…?

 

反対の方、その根拠は…?

 

 

賛否を考える前に、先ずは自然界の放射性物質の事実を知っておくべきでは…?

 

比較的身近な項目について整理してみた。

 

 

Ⅰ.放射性核種と核分裂と半減期

1)放物質物質の放射線と半減期

  自然界に存在する天然の元素は92種類。放射線を発する同位元素も多い。

  放射性元素が放出する放射線と半減するまでの期間を下表に示した。

...............................................................................................................................................................................

  放射性物質      放出放射線      半減期

...............................................................................................................................................................................

  トリウム232       α β γ   141億年

  ウラン238        α β γ   45億年

  カリウム40          β γ   13億年

  ウラン235        ?       7億年

  プルトニウム239           α    γ                         2.4万年

  炭素14            β                            5700年

  ラジウム226       α     γ                           1600年

  セシウム137          β  γ                            30年

  ストロンチウム90      β                                   28.8年

  トリチウム            β                              12.3年

  コバルト60            β  γ                              5.3年

  セシウウ134       β  γ                               2.1年

  ヨウ素131        β  γ                                                8日

  ラドン222          α     γ                                           3.8日

  タリウム201           ?                                               73時間

  ナトリウム24        β  γ                                              15時間

  テクネチウム99         ?                                                                        6時間 

...............................................................................................................................................................................

 核爆発で生じるプルトニウム239の量が半減するのは24,000年後となる。

 ストロンチウム90では28.8年後に、トリチウムは12.3年後に半減する。

 

2)放射性元素の自然崩壊 (半減期) ――例示――

例えば、放射性ウラン238が放射線を出さない安定元素の鉛206に減衰するまでの間に、多くの放射性元素に変化する。安定元素までの減衰反応時間は宇宙誕生からの経過時間の約1/3に匹敵する。

 

 〘放射性 「ウラン238」 ⇒ ⇒ ⇒ 安定元素 「鉛206」の自然崩壊と崩壊時間〙

ウラン238(半減期44.7億年)⇒ トリウム234(24.1日)  ⇒ <プロトアクチウム>

 ⇒ ウラン234(24.6万年   )⇒ トリウム230(7.5万年)⇒ ラジウム226(1600年)

 ⇒ ラドン222(3.8 日)

   ⇒ ポロニウム218(約3 分)  ⇒ アスタチン218(1.5秒)

     ⇩            ⇩

    鉛214(約27 分)   ⇒    ビスマス214(約20 分)⇒   タリウム210(1.3分)

                 ⇩            ⇩ 

                                    ポロニウム214(約1.6× 10-4 秒)  ⇒ 鉛210(約22 年 )⇘

                            ⇩    ビスマス210(5 日   )

             タリウム206(4.2分) ⇐  水銀206(8.2分)  ⇩

                ⇩          ポロニウム210(約138 日)

                ⇩              ⇩

                 ↳    鉛206(安定)  ↲

 

 

3)当初量が1%未満に減少するまでに必要な半減期の回数

 当初量=100 → ①50 → ②25 → ③12.5 → ④6.25 → ⑤3.125 → ⑥1.5625 → ⑦0.78125

 

  ※即ち、半減期の7倍の時間経過で当初量の1%未満に減少する。

   つまり、半減期の7倍以上の時間経過で、当初量が1%以下にまで減少する。

   例えば、トリチウム(半減期:12.3年)は、約86年後に現在量の1%未満に減少する。

 

 ここで大切な点は、放射線量が半減する「半減期」の長短ではなく、放射線量が自然界レベル以下にまで減衰するまでの「期間」である。

 広島への原爆投下、長崎への水爆投下は1945年であり、ビキニ環礁等で20回以上も繰り返された原水爆実験は1946~1958年だった。その後、現在までの時間経過は78~65年である。人体への無害化減衰期間には到底及ばず、自然界に放出された放射性元素の大半は気流や水流、風等の影響を受けながらどこかに滞留、沈着しているハズ…

 

2.自然界のからの被曝放射線量

 同じ地球上であっても、地域により自然界から浴びる放射線量は異なっている。

1)日本 (単位:mSv)

  ・年間平均…………………………………… 2.1  ⇔ 自然界から浴びる放射線量

    (内訳)宇宙から………………… 0.3

        空気中ラドンから……0.48

        食物から………………… 0.99

        大地から………………… 0.33

 

  ・参考 (単位:mSv)

    世界平均(年間)……………………………………………………… 2.4

    航空機搭乗中(東京⇔ニューヨーク;往復)……………0.11~0.16

    人工放射線量:胸部CTスキャン(1回)………………  2.4~12.9

    人工放射線量:放射線量胸部X線検査(1回)…………0.06

 

2)1時間当りの自然被曝線量  (単位:μSv/時)

    国際宇宙ステーション内…………………………20.8~41.6  ⇐ 多い

    航空機搭乗中(東京⇔ニューヨーク)………7.4

    ケララ(インド)……………………………………… 1.05

    三朝温泉……………………………………………………  0.11

    富士山頂……………………………………………………  0.10

    岐阜県…………………………………………………………0.057~0.110

    東京都…………………………………………………………0.028~0.079

 

3)大地から受ける放射線

  ※放射線が高い地域は、土壌中にラジウム、トリウム、ウラン等の放射性物質が多く含まれているため。

______________________________________

                     nGray/時    mSv/時

______________________________________

  ケララ・マドラス    インド    1500     9.2

  ラムサール       イラン     765     4.7

  オルビエート      イタリア    560     3.4

  陽江          中国      370     2.3

   :

   :

  日本                   50.9    0.3

          <最高地(岐阜)と最低値(神奈川)と差は0.4mSv/年>

______________________________________

 

4)日本在住者の自然被ばく線量(mSv/年)

____________________________________________________________________________________________

 *外部被爆

   宇宙線               0.3

   大地放射線             0.33

 *内部被爆(吸入摂取)

   ラドン222 (屋内外)           0.37

   ラドン220(トロン)(屋内外)    0.09

   喫煙(鉛210、ボロニウム210等)          0.01

   その他(ウラン等)         0.006

 *内部被爆(経口摂取)

   主に鉛210、ボロニウム210        0.80

   トリチウム             0.0000082

   炭素14                 0.01

   カリウム40               0.18

____________________________________________________________________________________________

   合計                  2.1

 

5)大気中放射性物質吸入による内部被曝

 ラドン温泉の入浴経験って多くの方が経験済みかと… 実は入浴中、呼吸する間に放射性ラドンを吸入していたンです。

 ※ ウラン系列:

 (土中)ウラン233 ⇒ ラジウム226 ⇒ ラドン222……(空中)半減期3.8日

                             ⇩

                             吸入

  ※ トリウム系列:                   ⇧

 (土中)トリウム232 ⇒ ラジウム224 ⇒ ラドン220……(空中)半減期約55秒

 

6)体内に存在する放射性物質

 食事中にも、放射性同位体を食べ物の構成成分の一つとして胃袋に入れている。

 ※ 種類:

   カリウム40、     炭素14、    ルビジウム87、    鉛214、

   ボロニウム213、   ボロニウム214  トリチウム      他

 ※ 放射性カリウム40:

   生物に必要なカリウム元素は、総カリウム量の0.01%がβ線とγ線を放出する放射性カリウム40である。

 ※ 水素:

   水素同位体元素は、安定同位体の「水素」、重い「重水素」、放射性の「トリチウム」があり、水に含まれるトリチウムの含有量は、日本全国平均で、約1Bq/㍑とされる。

 

 

3.放射性物質の処分問題

自然界における天然の放射性物質について身近な項目を整理してみた。

一瞬で消滅するほど短時間の核種もあれば、地球時間に匹敵するほど半永久的に長命な核種もある…

 

原発由来の放射性汚染水から除去不可能なトリチウム汚染水の海中投棄の妥当性が議論されているが、自然界でのトリチウム含有率、自然減衰、海水による希釈率や拡散等々は重要な判断材料か…

 

放射性汚染物の廃棄処分方法を検討するには、放射性元素の自然減衰期間とそれに見合った廃棄場所の長期的な地盤安定性が重要であろう。

上述のように、放射線量が1%未満に減少するには半減期の7倍の時間が必要だが、大陸が移動、衝突、消滅、隆起を繰り返すほどに長い時間であり、対応する期間の間も安定な地盤はこの地球上に存在しない。

つまり、地球上には長い半減期の核種を廃棄処分できるような安定した地盤の捨て場所が存在しないのである。

 

諸懸念を解消するために待たれるのは、放射性元素の安定元素への質量変換技術の確率であろう。

だが、どこまで検討が進んでいるのやら…

この技術開発が不可能なら、核弾頭や原発核燃料、汚染廃棄物を、ゼッタイに打ち上げを失敗しないロケットに乗せて太陽に打ち込むしか方法がないかも…

放射性汚染物の廃棄処理問題は、難問中の難問…

 

放射性元素の、このような自然の動きを知ると、人それぞれに多様な受け止め方がおありかと…

 

 

※<主な参考資料> ………… 科学の進歩に伴い、情報の陳腐化もあり得る。 …………

・環境省(https://www.env.go.jp/chemi/rhm/kisoshiryo/attach/201510mat1s-01-6.pdf#search=%27%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%87%8F%27)

・国連科学委員会(UNSCEAR)2008年報告、  原子力安全研究協会「新生活環境放射線(平成23年(2011年))」、  ICRP103、  他

・JAXA宇宙ステーションきぼう広報・情報センターサイト「放射線被ばく管理」2013、  放射線医学総合研究所ホームページ「航路線量計算システム(JISCARD)」、  放射線医学総合研究所ホームページ「環境中の空間ガンマ線線量調査」、  古野. 岡山大学温泉研究所報告. 51号. p.25-33. 1981、  原子力規制委員会放射線モニタリング情報(モニタリングポストの過去の平常値の範囲)

・(公財)原子力安全研究協会「生活環境放射線」(2011)

・市民放射能測定データサイト みんなのデータサイト「放射能の基礎知識」

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・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呟き:鉄道廃線是非、最優先検討課題とは?

<現状は…>

最近、JR鉄道網の一部廃線是非が議論されている。

廃線対象候補路線は、利用者数が少ない過疎地域の赤字路線…

そのボーダーライン基準は、「利用者1000人/km/日」辺りのようだ。

加えて、幾つかの除外基準も検討される由。

 

鉄道会社の言い分は、一日の利用者数が非常に少なく、多くはバス路線で代替可能であること、恒常的な赤字路線が経営上の重荷となり、耐えられそうにないこと、のようだ。

 

関係地域では、廃止されると不便だ!、困る!…との声が上がってくる。当然だろう。

 

 

<疑問が…>

★疑問:

 はたしてこのようなソロバン勘定的な観点で鉄路廃線是非の議論を進めてもいいのだろうか…?

 日本国という国家的な立場から眺めれば、もっと基本的で重要な存在価値観があるのでは無かろうか。

★存在意義:

 鉄道は、単純に経済面からの損得勘定からだけで存在しているのだろうか。

 鉄道は、唯一無二の大量輸送手段である。

★存在価値:

 故に、鉄道は、単なる損得だけのソロバン勘定だけでは必要性を判断できない、極めて重要な社会的基盤である。

 日本国土の過疎地域で鉄道網が消え去ったら、その過疎地域だけにとどまらず、日本国にはどのような影響が生じるか…

 

そんな議論は全く聞こえてこない。

 

どうなってんだ、このニッポンという国は…

 

 

<諺はいう>

古来より、諺は警告する。 『備えあれば 憂いなし』と…

我が日本が「平和国家 日本」を標榜して、平和路線を歩んでいこうとしても、外国には外国の利益優先の方針があり、諸外国が日本に同調するという保証は全くない。

外国とのお付き合いには、常に、性善説は全く存在しない、自己利益追求が基本だ。

外国との見解の相違、意見対立は日常茶飯事と肝に銘じておくべきだ。

いつ、外的環境が豹変してもおかしくはない。如何なる場合も常に備えを怠らずだ。

世界的には、過去にあった似たような事例が教訓だ。

 

 

<非常事態勃発すれば…>

備えとは…

ある日、突然、ミサイルが飛来したり、敵兵が上陸したり…もあり得る可能性だ。

日本は、国土防衛のため、直ちに反撃せざるを得ない。

またある日には、突如壊滅的な天変地異に襲われるかも知れない。

即座の人命救助や復興への足場がために迫られるだろう。

そこで必要とされるのが、必要資機材・防衛装備・人員の緊急大量補給路だ。

鉄道網は、平和時には利用者、貨物の便利な輸送手段であるが、非常時には重要な物資や人員の補給網となり得る。

極めて重要な国防基幹と認識すべきであろう。

ここで重要なのが全ての鉄道網が繋がっていること。迂回路の存在が非常時には特に重要な役割を果たせる。

即ち、平和時と非常時で異なる役割を有するのが鉄道網である。

 

 

<鉄道網廃止議論の前に議論を…>

過疎地を走る赤字鉄道網の存廃を議論する前に、日本国の安全性確保上の重要性がどの程度かを評価すべきでは無かろうか。

廃止対象候補鉄道路線が、国家非常時における大量補給路の役割をどの程度果たし得るかどうか…

鉄道廃止が、将来の日本国家防衛上、致命的な影響を及ぼしては本末転倒、言語道断であろう。

 

鉄道網廃止云々の議論は、先ずは、国防、安保に深く関わる識者も交えながら、コレまでとは異なる、日本国家存亡というより高所からの迂回路を保った鉄道網の存在意義に関わる議論を深めることが将来の日本国にとって有益ではなかろうか。

廃止候補赤字路線の国益面からの存続に、”公共益負担協力金”的な国民負担の是非も議論の対象となり得るだろう。

 

願わくば、このような声が聞こえてくるような日本でありたいものだ。

なぜこのような観点からの議論が湧き上がらないのだろうか…

国土防衛、国土保全は誰かがしてくれること…と捉えているなら、日本国民として極めて不幸な事態だ…

摩訶不思議な国ニッポン…

 

『備えあれば 憂いなし』

 

『後悔 先に立たず』

 

今一度、噛み締めたいものだ、この古からの諺の意味を…

これが国益優先… 未来の平和で豊かな日本を維持するひとつの確かな道…

 

 

呟き:カタカナ語止めて、漢字新語で論じよう

世の中には、いろいろと憂うべきコトがワンサとあるが…

ホンの少々、見方をずらせると、新たに見えてくるモノがある。

 

例えば身近な日本語…

なぜだか、最近は特に、カタカナ表記の外来語記述がやたらに多くなってきた。

新聞もテレビもカタカナ表記の言葉が溢れている…

読むのは簡単だけど意味不明…なカタカナ言葉の氾濫…

日本語記述なのに日本語らしくない、カタカナ表記が多い日本語文章が蔓延中…

なぜこんなご時世になったのやら…

いつ頃からこんな社会になったのやら…

 

漢字交じりの日本語は語彙も豊富で、文字自体にも情感が漂い、自然描写に優れ、表現力豊かな日本語だ。

カタカナ語にはそれ自体に意味が無く味気ない文字の羅列…

新たな外来語を、新たな日本語に造語して、漢字交じりの情感豊かな日本語で表現したいもの…

それを妨げているのはどこの誰だ…?

どこのどんな組織だ?

真は何…?

 

 

―――― 極力、理解困難なカタカナ語表現を避けよう ――――

 

<始めに>

目まぐるしく変貌する社会の諸現象を、立場を変えて、視点を変えて、論点を変えて、立ち位置を変えて…眺めると、全く異なった姿に気付く場合もある。

 

いずこの国の、いずこの言葉も、その時代を反映した全く新しい概念や事象が生じた時、それを的確に表現し伝達可能な新語を造語してきた。その積み重ねの結果が夫々の言葉の現代語である。

日本語も然り。

 

古来より、その時々の時代を反映し、新たの事象には新たな造語を加えながら、時代と共に徐々に変化している日本語は語彙が豊富で情感豊かな言語だが、最近は時々違和感を覚える場合があり、危惧させられる。

例えば…

最近は、文字にも、言葉にも、やたらとカタカナ表記語が特に増えてきたナ…と。

それも、日本語を話す人々に意味が周知されているとは思われない外来語が、安易にカタカナ表記すれば意味が伝わる日本語になったと思い込んで、古来からの日本語に混じり込ませている。

発信者が意図するカタカナ表記語の”意味”を、不特定の読み手が新しいカタカナ語を、発信者と同じように正しく”理解”できているのだろうか…との懸念も感じつつ、最近の日本語を、別角度から改めて見詰め直してみた。

 

古来より先人達は、お互いの意思疎通を深めるために、社会や文化の変化に対応して新たな言葉を作り上げてきた。時代を反映した新語の登場、時代にそぐわなくなり使われなくなった死語…、それらの積み重ねで今の言語が生きている。

 

社会が新たに変化したり、自然界で新たに発見・発明されても、それらが既存の言葉に合致しない場合、多くは意味合いが近似した既存の言葉を当てはめて表現しようとする場合が少なくない。既存語の意味拡大である。

だが他方では、先人達は、それまでに存在しなかった事象に対して漢字表記の「新語」を造語して新事象に充てたという事例も又少なくない。

 

 

<新語の造語>

社会が大きく変動した「文明開化」の明治維新前後の時期は、新語の造語・普及はどのような社会システムが働いたのだろう…

例えば、医学領域の「解体新書」は、日本語表記への和訳が顕著だと感じる。

数多の新知見に接し、知識欲が高まり、細部の識別に迫られて、五臓六腑の大まかな部位・名称だけではなく、人の身体の細部まで多種の和訳(漢字)で定義した。

現在では「筋肉」だけでも、平滑筋、横紋筋、括約筋、輪状筋、大胸筋、三角筋、棘下筋、広背筋、大臀筋、腓腹筋…等と識別され、「血管」、「神経」、「内臓」等も多様な細部の部位まで全てが漢字表記された。学問の顕著な進展により、タマには「ランゲルハンス島」のような例外的なカタカナ表記部位もあるが…

また、新たな物体の出現すると、

例えば「火縄銃」の時代に「鉄砲伝来」で、用途や形状が似た銃器類を、鉄砲、大筒、大砲、小銃、短銃、機関銃、猟銃…と新たな漢字を当てはめて識別した。

「乗り物」では、飛行機、列車、汽車、電車、自動車…という新語を充てた。

だが、ジェット機、ヘリコプター、トロッコ、バス、トラック、タクシー…等はカタカナ表記のまま…

また、形が見えなくても、例えば「電気」分野では、電波、短波、無線、放送、信号、発(受)信、電信、電話…等の漢字表記の言葉が使われた。

だが、ラジオ(ラヂオ)、テレビジョン、ファックスは漢字表記をサボってきた。パーソナルコンピュータ(パソコン)、スマホ、SNS、ネット、ウェブ…等も漢字化断念組か…

電化製品では、冷蔵庫、冷凍庫、扇風機、空調機の漢字があっても、エアコン、レンジ、トースター、ミキサー、アイロン…等はカタカナ表記のまま…

石油、灯油、軽油、重油は漢字だが、ガソリン、ガスはカタカナ…

「印刷」対「プリント」はいい勝負か…

 

どうも、最近の製品や手段等なるほど、新外来語の日本語化を手抜きしてカタカナ表記のその場凌ぎの繰り返しで済ませている風潮を感じる。

 

 

<問題点…>

漢字文化の中国は、外来語や新事象にも全てを漢字表記せざるを得ないが、平仮名やカタカナ表記も可能な日本語は、社会の変化が目まぐるしい現代では、現地語発音を安易に表現可能なカタカナを使って現地語をカタカナ表記へ傾く傾向が強いようだ。

 

最近は、このような安易な風潮が増してきたのだろうか…

外来語の漢字表記への努力を諦めたか最近の世情に迎合したか、外国語の安易なカタカナ表記を容認するかのような現代社会の奇妙な雰囲気…

時代が進み、新たなモノや環境に囲まれた世になれば、カタカナ語の羅列を助詞と助動詞で繋いだだけの、カタカナだらけの奇妙な日本語文化が通常の社会になっているのだろうか…

 

そういえば、時代にマッチした、必要な新語の造語について、検討する機関が存在しないようだ。

新事象や新外来語の、漢字表記による日本語化への造語・翻訳作業を専門的に司るような社会システムが皆無のままだったっけ…

これを、誰も指摘しない現代社会システム…  これが問題か…

 

故に、日本語化が未了の新語については、外来語のカタカナ表記とともに漢字案併記化が初期使用者の必須義務化となる社会であるべきかと… このままでは将来の日本語は外来語のカタカナ表記語を「てにをは」の助詞で結ぶだけになりそう…

漢字表記の利点は、文字数の減少、羅列文字に目視的にも意味を認識できることである。

カタカナ表記語は、外来語の意味を知っていれば、全体を読み切って初めてカタカナ語の意味を認識するが、文章自体は無味である。読者が外来語の意味を知らなければ、文章は読めても意味不明な日本語文となろう。

 

 

<現代では…>

そんな社会的容認雰囲気に甘えてか、最近は、複数の外国語をそのままカタカナで長々と表現する言葉も多く耳にするようになってきた。

例えば、”ウェディング  ドレス”、”スタンディング オベーション(standing ovation)”、”アウトレット モール(outlet mall)”、”ソーシャル ディスタンス(social distance)、”セクシャル ハラスメント(sexual harassment)”、ナンバープレート(number plate)、ドラッグストア(drag store)…等々。

 

一字一字に意味を有する漢字なのに、漢字表記の新語があればもっと簡潔に表現できるのに、漢字表記の該当語が存在しないが故に、ダラダラと多数の文字が必要なカタカナ語に、括弧書き脚注を付けて長文化してでも意味伝達のために補足する事例も多々見受ける。

カタカナ表記は無味乾燥な表記法であり、文字数が極端に増える。

カタカナ表記事象の本来の意味を知らなければ、カタカナでは読めても全く意味が伝わらない。つまり、元の外来語の意味を知る者だけが理解できるカタカナ混じりの日本語になる。

漢字表記なら、言語の意味を知らずとも、漢字の一語一語が持つ意味と重ねるとある程度の概念を掴めたり、文章の短文化という利点もある。

漢字混じりの日本語の優れた特徴は、文字数削減や言葉に意味を持たせるという点であろう。

 

だが、安易に多用するカタカナ語、その意図は何だろうか…

博学者っぽい? 格好いい? スマートっぽい? 同義語の日本語が無い? 正確に表記したい? 簡単だから?

 

本来の言語は外国語であり、読み手の大半は意味不明と感じる言葉だ。

カタカナ語の事象が現代の生活に必要で、同義語の日本語が存在しなければ、新たに造語すべきであろう。

そんな原則も又存在しないし、社会的習慣もないし、漢字化への造語検討部署も存在しない。

時代にマッチした新語の造語、その適切性を審議する部署、それらに携わる人材や組織は一体どこの誰なんだろう…?

それとも、現代社会は、外来語はすべてカタカナ表記で不都合無く対応できていると見なしているのだろうか。

必然なのに、問題点は先送り…  それを社会は許容しているかのよう…

 

少なくとも、初期使用の個人が漢字化の例示語を併記する習慣の社会でありたいモノ…

提案語が社会に受け入れられ始めたら徐々に集約化され、定着していくだろう。

 

 

<例えば家族観…>

では、最近の話題で具体的に考えてみよう。

「結婚」という概念にも、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字の組合わせ)が議論に加わって、複雑化してきた。

だが、ホルモン分泌機能が絡む問題は多様な影響因子の存在が指摘されるが、ここでは論点が異なるので触れない。LGBTの認知度が高まり、社会システムとの軋轢(アツレキ)が生じ始めてくると、既存の日本語での対応力では限界が垣間見えてくるだろう。

 

★既存語の「結婚」に含まれる意味

言葉は目にする事象に対して後から相応しい言葉を造語してきた。

自然界の動物の行為同様に、いつの頃からか、ヒトも社会から認知された異性者同士が新たな生活を共に営む形態と理解されてきたし、その状態に「結婚」という用語を造語した。

ヒトもまた動物なので、その延長線上の生殖行為により、次世代を担うべき新たな生命の誕生があり、家族・種の繁栄に努めてきた。

同様な状態であっても、動物に対しては「つがい」という用語を当てた。

この生命の世代間サイクルは、何も人間固有の現象ではなく、植物や動物の世界でも同様で、生命維持への当然の行為と言えよう。

人間社会はそれを当然の行為として受け入れ、人類は繁栄を遂げてきた。

古来より繰り返されてきたこれらの平均的な人々は、言うならば、「人類繁栄推進論者」か。

 

 

<指摘…>

★いわゆる「同性婚」について

だが近年、個人の自由尊重、人権尊重という概念が広く世間に受け入れられ始めてくると、新たな問題点が見えてくる場合がある。

これまで長く使われてきた「結婚」という概念には該当しがたい事例である。

最近よく見聞するようになてきた「同性同士」の組み合わせの呼称は社会認知度が低く、適切な表現語が無く、何かと雑音が多くなってきた。

当事者や関連者の一部には、「同性同士」にも「結婚」の意味を持たせるべしと主張し始めている。

だが、言葉には明確な定義がある。言葉が有する意味を安易に変更すれば社会の混乱を招くだろうし、意味を拡大解釈して曖昧にすることは避けるべきである。

現代社会で無視し得ないほどのその存在感が増したと思える状況なら、結婚類似の「同性同士」の新たな組合わせにはその意味を持った新語を造語すべきである。その上で、新語で新たな法的整備を進めるべきであろう。

他人同士の大人が喜怒哀楽、寝食を共にしながら共同生活する意味を有する「婚」を使う場合を例示してみた。

  「同婚」、「均婚」、「接婚」、「合婚」、「似婚」、「類婚」、「融婚」…。

   さらに狭義では、「男婚」、「女婚」…等。

当事者に性転換施術の有無が加われば、さらに慎重な合議が必要になるかも…

 

現存する類意語の「同居」はさらに広い意味が含まれるので適切でないだろう。

さらに、諸般の事情で婚姻届を出さない「同居婚」も存在する。

 

この問題に、どこの誰が音頭をとり、世論を動かすのだろうか。

 

国語学者、国語審議担当機関は、このような時代の流れへの取り組みを回避したままだ。

故に、「男性同士」、「女性同士」という新たな異質の組み合わせを望む人たちは、社会システムでの「結婚」との同格化を願って、無理にでも「結婚」という既存概念に組み入れられるようにと行動する。その影響で周知されていた「結婚」という概念が揺らぎ始めて種々の混乱が生じ始めてきた。

だが現在の議論は、既存概念に、新概念を包含させるという、論点が異なる課題を同じ土俵上で議論する点にある。

 

< 日本語熟成へ… >

昔から行われてきたように、新たな概念には新たな新語の造語で対応するのが常道では無かろうか。

現代社会は、何も対応できないほど硬直した無能な社会構造なのだろうか。

このような類いの議論すら起こらない、実に奇妙な現代社会…のようだ。

 

新たな事象や新外来語には、提案を兼ねた新語を併記することを常識化させよう。

その後、生まれた複数の新語を集約し、新概念を定着させる方向性が常識化してくればカタカナ語だらけの日本語の混乱という将来への懸念が薄らぐようになるだろう。

そのような世論形成が望まれる。

諸外国では、外来語を自国語で表現しているのだろうか…