和らぎ処

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マスクを知る:必読② 使用法 ―正と誤―

 

 マスクは、使用目的に合致したマスクを、正しく使用してこそ、マスクの効果を期待できる…

 

<マスクの着脱法>

 ―着用前

   顔にフィットするマスクを選択しよう。

   箱から出した新品を使いたい。

   裏表を確認する。………………………………………大切! 性能差を生じる

 ―着用時

   ノースピースに折り目を付ける。……………  大切!

   ゴムひもを耳にかける。

   ノースピースを顔の形に合わせる。………… 大切! フィット性をチェック

   蛇腹を伸ばして、鼻全体と口を覆う。………大切! 隙間をチェック

 ―脱着時

   マスクを廃棄し、手指の手洗い励行。

     ⇒ 使用済みマスクの再使用法は続報を参照。

 

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例示:マスク外箱の装着説明

 

 

<それ ダメッ!>

 特に、医師や看護師、薬剤師等の医療従事者の不適切なマスク使用姿を見掛けると彼らの医学的な腕の確かさを疑いたくなりそう…

病院の医療従事者は、マスクのフィット性を個人ごとに専用器械で計測済のハズだけど…

 

【 ダメ!なマスク姿 】

・ダメ①:顎ちょい掛け型……

      顎だけを覆い、口や鼻は丸出し。

      マスク使用の意図不明。外見的には無精者の印象で極めてダサい。

・ダメ②口隠し型……

      口だけを覆い、鼻部分が丸見え状態。

      人格的には外見だけでの見様見真似タイプか。

      呼吸の大半は鼻部呼吸で、マスクの機能面的にはほぼ無意味。

・ダメ③:鼻の孔隠し型

      マスク上端を鼻頭(鼻尖)にちょこっと被せているだけ。

      口と鼻頭を軽く覆うだけで、肌との密着性ほぼゼロ。

      以前、呼吸量の約半分弱は肌との隙間から…とも報道されていたっけ。

ダメ④:裏表無頓着型

      裏と表を逆のままでマスク着用しています!も少なくない。

      リバーシブルなマスクってありましたっけ…?

      大気中微粒子の捕捉率はマスクの表側からの吸気時の機能を保障する。

・ダメ⑤:低コスト重視型……

      花粉除けならOKの廉価マスクでウィルス防護は無理…

      マスクは、捕捉可能粒子サイズが小さいほど高性能、高価格…

      極小サイズの怖ぁ~いウィルスも捕捉可能な高性能マスクは価格も高い。

 

【 OK…なマスク姿 】

OK!目的重視型……

      顎~口~鼻尖(鼻頭)~鼻背(鼻筋)~鼻根(眉間部)までをすっぽりとマスクで覆い、鼻筋や頬等の肌とマスクの隙間が生じないように密着させる。

      マスクは、使用目的に合致した性能のマスクを着用する。

      花粉や粉塵サイズは大きく、ウィルスは極小サイズだ。

 
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例示:N95マスク外箱の装着説明図

 

 

            ちゃんと正しくマスクを着用したとしても

             懐事情優先で性能軽視でケチって

              高まるリスクを負う覚悟がある?

 

                そのマスク 何のため…?

                 ガードしたい粒子は大きい?

                  それとも極小?

                    

                 マスクを付けるな

               目的に応じた性能のマスクを

                 正しく付けたいもの…


                   そうすれば


               周囲も安堵 三方よし



      敵(微粒子)を知り   マスクを知り

       意中のマスクと   仲よくしよう!        

 

 

今回のマスク使用問題で、新型コロナウィルス防護目的で高性能マスクを顎~口~鼻~目元(顔の下半分)を隙間なく正しく覆ったとしても、ウィルス罹患リスクがゼロになる保証はないけれど、マクロ的に見れば、社会全体の安全性が向上することは間違いないコト。

マスクを正しく使って、より安全に街歩き可能な環境を維持したいもの…

自分の身体で、最も高頻度で無意識に手を触れる部分が口・鼻部分とか…

マスクがあれば、直接的な触れ方も防げそう…

 

でも、理想を現実に近づけるコトは難しいようですネ。

専門的な知識豊富な医師等の医療従事者や検疫官でも不適切なマスク姿のマスク軽視派が少なからずおられるようで…

 

 

 

                  ― 続く ―