蟻の巣:庭で見つけた、こんな所に営巣を…
10月19日(土)に台風19号が接近…の予報に、強風対策をと庭作業に精を出していた晴れた前日18日(金)のこと。
小さな赤いアリの営巣場所を2ヵ所も見つけた。
その場所が、ビックリするような場所だったのでまたまたビックリ…
<その一>
営巣場所は、地表際から双幹風に仕立てた樹齢約半世紀のサザンカ「獅子頭」の側幹と、根元を覆っているリュウノヒゲの地面の下…
見つけた異変は、地際側幹樹皮に付着していた木屑のような小さな塊…
シンクイムシでも入ったかな…?
針金で糞塊を取り除こうとして気付いた。
樹皮の下は空洞になっていた…
壊し始めると、驚いたアリがぞろぞろと這い出してきた。
どこまで空洞なのか…と探っていくと、空洞域がどんどん広がっていく。
上方は、幹回りをらせん状に空洞が出来上がっていた。
下方は、地表からさらに地中へと広がっているようだった。
根元の周りにはリュウノヒゲが密植状態に生えている。
試しに、棒で突くと付近はスカスカ…で、相当の空洞状態のよう…
大まかな営巣エリアを推定し、殺蟻スプレーを幾度も丁寧に吹き付けた。
痛んだ幹も、リュウノヒゲで見えない地中も…
サザンカの幹はほとんどがかじられて剥がれた状態なので、一部の枝先は葉色が変色し始めている…
枯れるかも…とちょっと心配…
万が一側幹が枯れても、側幹の枝先は樹全体の最下部部分だけなので、樹姿に大きな影響を及ぼさないのが不幸中の幸いか…