京都:晩秋の八大神社は宮本武蔵が色濃くて…
余りの好天に促され、京の都の晩秋の風情を楽しむべく、遅れ気味のガーデニング作業を脇に置き、ふらりと出かけてみた。
出かけたこの日は、2019年11月29日…
ドライブ中でも黄葉した山肌の景色を車窓越しに楽しむべく、琵琶湖大橋を西進し、琵琶湖西岸の比良山系を山越えし、府県境の途中峠から鯖街道を南下して、訪れたのは大原~一乗寺一帯。
日暮れ時までモミジの名所をのんびりと訪ね回った。
大原エリアでは、昨年も訪れた「三千院」は今年はスルー…して、この日立ち寄った場所は、天台宗の尼寺で知られる「寂光院 」。
その後、一乗寺エリアに南下して、日没までの間、数ヵ所の寺社や名勝を巡った。
一乗寺エリアでは、「詩仙堂」とすぐ近くの「圓光寺」の紅葉を満喫した後、「八大(ハチダイ)神社」にも立ち寄った。
一乗寺といえば宮本武蔵と吉岡道場一門との「一乗寺下り松の決闘」の場所…
その一本松があった場所はホンのすぐ近く…です。
※ご祭神:素盞嗚尊(スサノオノミコト)、稲田姫命、八王子命。
※創建:不詳。
京の都の表鬼門に位置する。
境内には、決闘当時の「下り松」の枯れた切り株が武蔵像前に建つ祠に祀られている。
参拝可能な境内は本殿前の広場だけ…で、思っていたよりも狭かったです。
(本殿右側)
(本殿左側)
手水舎
宮本武蔵…
決闘当日の明け方に、決闘の場に向かう武蔵がここ「八大神社」の前で足を止めて「武蔵が一生の大事、勝たせたまえ」と祈ろうとしたそうな。
だが武蔵は神頼みをせず、決闘の場に向かったそうな…
武蔵の言に、「我れ神仏を尊んで神仏を恃(タノ)まず」があるそうな…
決闘当時の一乗寺下り松